ジャニーズJr.の人気グループ・Travis Japanの松田元太が14日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW　だから殺せなかった』来年1月9日スタート、毎週日曜　後10：00※第1話無料、全5話）完成報告会に参加した。物語にちなみターニングポイントを聞かれた松田は、小学生の時に書き初めで“ジャニーズ”と目標を掲げたエピソードを披露。主演の玉木宏を「有言実行だね」と感心させた。

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　今作は第27回鮎川哲也賞優秀賞を受賞した同名小説を連続ドラマ化。物語は「俺の殺人を言葉で止めてみろ」と、大手新聞社に届いた一通の手紙から始まる。首都圏を震撼させていた無差別連続殺人犯は一本木記者（玉木）を指名し、新聞紙上での公開討論を要求する。新たな殺人を予告する犯人に対し、一本木は報道記者として言葉の力で立ち向かう。

　この日は物語の鍵を握る大学生・江原陽一郎役の松田、太陽新聞社の編集担当取締役で一本木の過去を知る吉村隆一役の渡部篤郎、権野元監督が登壇。同じくターニングポイントを聞かれた玉木は「この業界に入ったこと。足を踏み入れてなければ今はない。そこから世界は変わった。それが一番大きいですかね。そこから少しずつの変化だったので」と感慨深げ。

　渡部も「難しいよね。本当に、ずっとそんな感じでやってきてる気がする。どこか安心してるわけではないと思う。また新しい出会いがあって、いい感覚で終わったかなと思ってもまた、ゼロ、マイナスから始まる時もある。いつもそこに戻ってやっていて、毎回そのつもりでやっているので。今回も権野監督にしても、以前ご一緒してこういう求心力があるんだと思うことや、玉木さんに出会えたことも私にはターニングポイントになる」と持論を語り、権野監督は「人生常にターニングポイントですね」とうなずいた。

　しみじみとした雰囲気のなか、松田は「僕は家に帰る前のコンビニエンスストアとかで、折り返しとかしちゃいます」と天然発言。即座に玉木が「人生のターニングポイントだよ。自分の方向を変えるんじゃない、間違えではないけど…」とツッコミ。笑いに包まれるなか、松田は「小学校のときに書き初めで『ジャニーズ』って書き初めで大きくカタカナで書いて『漢字で書け』って先生に怒られたんですけど、担任の先生は『いいことですよ』と。松田くんの夢はかなえるべきです、と言っていただけて。このようにご縁があって出会えました」と自身の岐路に胸を張っていた。