日本の最新音楽を世界に発信するNHKの音楽番組『SONGS OF TOKYO』（NHKワールド JAPAN、総合）で、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を特集することが明らかになった。主題歌・エンディングテーマを歌うシンガーTRUEと茅原実里をゲストに迎え、観た人誰もが「泣ける！」「心が洗われる！」と声をそろえるこの作品と音楽の魅力に迫る。NHKワールド JAPAN（国際放送）で20日深夜0時10分〜、総合テレビで来年1月14日午後11時10分〜放送される。

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　いま、コロナ禍で苦しむ世界各国で上映され感動を呼んでいるアニメが『劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』。元々テレビシリーズで始まったこの作品は、日本でアニメ各賞を受賞し、高い評価を受けてきた。兵士として戦場で戦い、感情を持たなかった少女・ヴァイオレットが、手紙を代筆する仕事の中で、人の心にふれて愛を知り成長していく物語。描かれるのは心洗われる純粋さと、祈るような言葉の数々。

　2020年に日本で公開された劇場版が今年続々と世界各国で公開され、「とにかく泣ける!!」と熱狂的なファンを生んできた。なぜ今、この静かなアニメが世界で支持されるのか、番組では作品と音楽の両面から、その魅力に迫っていく。

　そして、この物語を支える主題歌・エンディングテーマを歌っているのが、2人のシンガーTRUEと茅原実里。共に楽曲の作詞も手掛ける2人のアーティストがゲストとして登場し、作品の魅力とその音楽にかけた思いを語る。

　番組では、TVシリーズの主題歌「Sincerely」、エンディングテーマ「みちしるべ」、そして2019年公開の映画『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン外伝〜永遠と自動手記人形〜』より「エイミー」、さらに2020年も公開された『劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』の「WILL」と「未来のひとへ」など、作品にまつわる楽曲すべてを紹介する。