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なにわ男子・藤原丈一郎の「“25”のキセキ」同時期デビューのボーイズグループとの違いを語る

 人気グループ・なにわ男子藤原丈一郎が、3日発売のエンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』1月号(日経BP)に登場。「夢のような1年」と題したロングインタビューで、この1年に相次いで起きた奇跡のような出来事や、変わりゆく関西ジャニーズの環境などについて、9ページにわたって語った。

『日経エンタテインメント!』1月号に登場するなにわ男子・藤原丈一郎(C)日経BP

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 関西ジャニーズJr.として17年半の活動歴を持ち、現在25歳の藤原。これまでもJr.内グループに何度か属したことはあるがCDデビューには至らず、今年3月号の同誌で「なにわ男子が年齢的にも最後のチャンス」と話していた。プライベートで長年熱烈に応援しているプロ野球チーム「オリックス・バファローズ」優勝の期待と合わせて「共に今年いい景色が見られたら」と夢を語っていたのだが、それが現実のものに。オリックスは25年ぶりにリーグ優勝。“日本一”は惜しくも逃したものの、昨年最下位からのこのリーグ優勝劇と、藤原が25歳でやっと手に入れたデビューの切符という、「“25”のキセキ」からインタビューは始まっている。

 なにわ男子のCDデビューが発表されたのは今年7月。そこに至るまでの彼らは順調に活動域を広げていたように見えたが、多くの浮き沈みを見てきた彼だからこそ感じた不安もあったようだ。「今年前半、個人でのお仕事が増えていくなか、また7人で集まって、“このグループに人生を懸けるぞ!”みたいな意志が固められるだろうか? という不安がちょっと頭をよぎってました」。そんななかで全国ツアーがスタートし、「なにわの日」である7月28日の公演中にサプライズでCDデビューの発表が。何かあるかもしれないけど、もしなかったら…。発表前夜、揺れる気持ちを抑えきれなかったメンバーが藤原の部屋を訪れた時の様子も明かしている。

 この11月は、なにわ男子のほかにもBE:FIRSTやINIなどのボーイズグループがデビューを果たした話になると、彼らと自分たちの違いについて明確に言及。また、変わりゆく関西ジャニーズJr.の環境についても触れている。今は関ジャニ∞の大倉忠義を中心に、先輩タレントがプロデュースに参加していることもあり、「関西Jr.を取り巻く環境もかなり変わりました。これまでは1組デビューすると、“自分はもう無理だ”と辞めていく人を大勢見てきたけど、今はいろいろな道に進める環境が整ってきた」と語る藤原。なにわ男子の活躍が、その流れをさらに良くするものになればという抱負を語るなど、読み応えのあるインタビューになっている。

『日経エンタテインメント!』1月号表紙を飾ったSnow Man

『日経エンタテインメント!』1月号表紙を飾ったSnow Man

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 同号の表紙はSnow Man。デビューから丸2年、ミリオンセールスアーティストに成長した彼らの人気を「テレビ」「音楽・パフォーマンス」「SNS」の3面から解剖する。第1特集は、「2021年ヒット総まくり」。映画、音楽など7大ジャンルの年間ランキングを基に、各界第一線のクリエイターらがこの1年の動きを解説。BTS、『呪術廻戦』、『東京リベンジャーズ』など、大ヒット作の研究記事も掲載している。

 インタビューは、赤楚衛二、町田啓太、YOASOBI、JO1(白岩瑠姫・豆原一成・與那城奨)、かまいたち、空気階段、古川琴音ら、今年の顔がズラリ。2021年のエンタメシーンを総括できる1冊となる。

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