俳優で歌手の菅田将暉（28）と女優の小松菜奈（25）が15日、それぞれのSNSや所属事務所を通じて結婚したことを発表した。2人は映画『溺れるナイフ』（2016）や『糸』（2020）で恋人役を演じ、プライベートでもゴールインを果たした。

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　ドラマや映画で恋人・夫婦を演じ、実際に結婚したカップルは他にも多数いる。改めて振り返ってみたい。

●星野源＆新垣結衣（2021年5月結婚）
　2016年に共演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が社会現象に。2021年1月放送のスペシャルドラマでの再会をきっかけに、結婚を前提にということで交際をスタートし、同年5月に結婚した。

●山崎育三郎＆安倍なつみ（2015年12月結婚）
　2011年7月に舞台『嵐が丘』で夫婦役で共演、翌8月に熱愛が報じられた。4年間の交際を実らせ、15年12月に結婚。16年7月に第1子、18年10月に第2子が誕生した。

●山本耕史＆堀北真希さん（2015年8月結婚）
　2009年にドラマ『アタシんちの男子』で初共演、10年には『わが家の歴史』では夫婦役で2度目の共演となり、15年の舞台『嵐が丘』で3度目の共演から交際に発展。山本が堀北への思いをしたためた約40通の手紙を送るなど猛アプローチが実った。堀北さんは16年12月に第1子出産後、翌17年に芸能界を引退。19年に第2子が誕生した。

●向井理＆国仲涼子（2014年12月結婚）
　2012年にドラマ『ハングリー！』で恋人役で共演し、交際に発展。14年12月に結婚。15年に9月に第1子、18年に第2子が誕生した。

●堺雅人＆菅野美穂（2013年4月結婚）
　2012年に映画『大奥〜永遠〜［右衛門佐・綱吉篇］』で共演。男女が逆転した大奥を舞台に、菅野は5代将軍・徳川綱吉（菅野）、堺は女将軍に秘めた想いを寄せる大奥総取締・衛門佐（えもんのすけ）と有功（ありこと）の一人二役で熱演した。これをきっかけに親交を深め、堺からの猛アプローチにより真剣交際に発展、そのままゴールインした。15年8月に第1子、18年12月に第2子が誕生した。

●小栗旬＆山田優（2012年3月）
　2007年公開のアニメ映画『サーフズ・アップ』の日本語吹き替えで共演し、08年のドラマ『貧乏男子ボンビーメン』で再会後に交際に発展。4年間の交際を経て12年4月にハワイで結婚式を挙げた。14年に第1子、16年に第2子、20年4月に第3子が誕生した。

●鈴村健一＆坂本真綾（2011年8月）
　声優界のビッグカップルも作品で恋人役を熱演していた。2004年にテレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で共演。主人公のシン・アスカを鈴村、仲間のルナマリア・ホークを坂本が演じ、キャラクターはのちに恋人となり、鈴村と坂本も2011年に結婚。キャラクターとの関係性が現実となり、当時ファンを驚かせた。

●反町隆史＆松嶋菜々子（2001年2月）
　1998年に大ヒットドラマ『GTO』で共演し、2001年に結婚。人気絶頂同士のカップルとして世間を騒がせた。04年5月に第1子、07年11月に第2子が誕生した。

　そのほかにも、オダギリジョー＆香椎由宇、井ノ原快彦＆瀬戸朝香、岡田准一＆宮崎あおい、さらに現在も「理想の夫婦」として根強い人気の三浦友和＆山口百恵さんも、作品での恋人役をきっかけに実際に夫婦となった。今後も共演をきっかけに結婚するカップルが誕生するだろう。そんなことを考えながら、ドラマや映画を楽しんでみたい。