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キンプリ神宮寺勇太、初単独主演舞台のメインビジュアル公開 光の軌跡で“執着心”を表現

 人気グループ・King & Prince神宮寺勇太が主演する、11月8日から東京グローブ座、12月1日から大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される舞台『葵上』『弱法師』(−「近代能楽集」より−)のメインビジュアルが公開された。

King & Prince神宮寺勇太 単独初主演舞台『葵上』『弱法師』ポスタービジュアル 共演は中山美穂

King & Prince神宮寺勇太 単独初主演舞台『葵上』『弱法師』ポスタービジュアル 共演は中山美穂

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 今作は全8編の短編戯曲からなり、国内外からの評価を集める三島由紀夫の代表作『近代能楽集』の2篇を連続上演。神宮寺は『葵上』で美ぼうの青年・若林光、『弱法師』では戦火で視力を失った二十歳の青年・俊徳として、初の単独主演舞台でストレートプレイに挑戦。メインビジュアルは2作品をイメージした黒の世界観が印象的なデザインとなっている。

 『葵上』は『源氏物語』を原典に、能楽、そして近代劇へと移り変わりながらも時代を超えても変わることのない、嫉妬(しっと)や欲望、情念など、心の内に秘められた闇を生々しくも幻想的に描いた作品。『弱法師』は終末観に腰を据えた青年が、いかに大人の世界に復讐するかを軸に、滑稽(こっけい)にも見える両親とのやり取りと、主人公がこの世の終わりを語る長ゼリフ、現実的なもの全てに対する敗北を表す最後の台詞が印象的な作品となる。

 共演の中山美穂は『葵上』では光のかつての恋人・六条康子を、『弱法師』では俊徳を救おうとする調停委員・桜間級子を演じる。解禁されたビジュアルでは、神宮寺と中山にまといつく光の軌跡が、『葵上』では生霊、『弱法師』では傲慢(ごうまん)さなど、それぞれの作品の根底に流れる“執着心”を表現。国内のみならず海外でも評価の高いこの傑作で、ストレートプレイ初挑戦の神宮寺と、2回目の挑戦となる中山が、どのような姿をみせるのか注目だ。

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