ニコラス・ケイジを主演に迎え、園子温監督がハリウッドデビューを飾った映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』（10月8日公開）。この度、同作のクライマックスから、百鬼丸よろしく片腕が日本刀となったニコラス・ケイジとTAK∴（読み：たく／アクション監督坂口拓の俳優時名義）の殺陣シーンの一部（本編映像）が解禁となった。

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　舞台は架空の未来都市サムライタウン。悪名高き銀行強盗のヒーロー（ニコラス・ケイジ）はある日、街を牛耳る悪徳支配者ガバナー（ビル・ モーズリー）のもとから逃げ出したバーニス（ソフィア・ブテラ）を連れ戻すよう命令を受ける。いったんはその命令を拒んだものの、制限時間を超えると爆発するスーツを無理やり装着され、ゴーストランドまでバーニスを追う羽目に。決められた時間内にサムライタウンに戻らねば自身の命が危ない。ヒーローは無事時間内にバーニスを連れ戻すことが出来るのか？

　解禁されたシーンは、サムライタウンにやってきたニコラス・ケイジ演じるヒーローと、街を守るTAK∴が一騎打ちとなり、緊張感がみなぎる瞬間。本編では、約5分にわたって激しいアクションシーンが繰り広げられるが、本作に出演し、アクション監督も務めるTAK∴はインタビューで、「ニコラス・ケイジにアクションを教えたのは深夜のホテル」だったと明かし、「（ニコラスは）理解する能力が長けていて、アクションに言葉はいらなかった」と語っている。

　そして、このラストバトルでは、「ニコラスの芝居が素晴らし過ぎて、自分の芝居が素に戻っってしまった！」（TAK∴）というくらい、完成度の高いものができたと自信をのぞかせていた。

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