元モーニング娘。の鞘師里保（23）が自主レーベル「Savo-r（セイバー）」を設立し、8月4日に1st EP（ミニアルバム）『DAYBREAK』でソロCDデビューすること明らかになった。2015年末、エースとして人気絶頂時にグループを卒業、海外でダンスと英語を勉強するための休業を経て、約5年半ぶりに本格的な音楽活動を再開する鞘師は「再び自分の歌を届けられる時が来たことに、ただただ感謝しています」との直筆コメントを寄せた。

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　本格的な音楽活動再開にあたっては、自主レーベル「Savo-r」を設立。「Savor」が由来で、「『味わい』『面白み』『経験をする』『喜びを引き出す』などさまざまな意味を持つこの短い言葉の中に、自分の心にあるものをパフォーマンスを通して、さらに強く、深くさせていきたいという私自身の心掛けと通ずるものがありました。またこの言葉にアイデンティティを加え、私の名前『里保（Riho）』の頭文字をとり、Savo-rと表記させて頂きました」と説明している。

　1st EP『DAYBREAK』のタイトルは「夜明け」を意味する。「再スタート、また新しい朝を迎えよう。という想いを込めて名付けました。夜が明け、朝日を見る時は、その日1日がどんな日になるのだろうと想像するような瞬間だと思います。その瞬間にフォーカスを当て、実際の１日の始まりも、挑戦するスタートの瞬間でも、曲を聴いてくださる皆様の夜明けが、より前向きなものになってもらえたらと思います」と伝えた。

　初回限定盤（CD＋DVD）、通常盤（CD）の2形態で、収録曲は「Find Me Out」「BUTAI」「Simply Me」「Puzzle」「LAZER」の5曲。休業中に自身と向き合い、ようやく自分を肯定できるようになってきたという鞘師自ら全曲作詞を担当した。初回限定盤の付属DVDには、撮り下ろしインタビュー映像が収められる。

　CD発売に先駆け、2週連続で先行トラックを配信リリース。第1弾「Find Me Out」は、きょう14日から配信開始となった。これらの楽曲は、8月9日に東京・豊洲PITで行われる初ライブ『RIHO SAYASHI 1st LIVE 2021 DAYBREAK』で披露する予定となっている。

■鞘師里保 直筆コメント

再び自分の歌を届けられる時が来たことに、ただただ感謝しています。
休業中、自ら肩書きを失くし、真っさらになった私は、
自分の気持ちを時間をかけて一つひとつ整理する中で、
やっぱり歌うこと、踊ることが好きだ。と改めて
確信することが出来ました。

今回、心強い素晴らしいクリエイターの皆さんと共に
作品を完成させる制作過程の中で、
インスピレーションや学びが多くありました。
今からまだまだ進化できることを知った喜び、
大きな課題にぶつかった時、悔しくて堪らない気持ちになれる事が
こんなにも幸せなのだと、、、ワクワクが止まりません。
今の私だからできるパフォーマンスを確実にお届け
できるよう努めたいと思います。

鞘師里保