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マーベル映画の設定をベースにした「もしも…?」の物語、8・11配信決定

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信されるマーベル・スタジオのオリジナルアニメーションシリーズ『ホワット・イフ…?』が、日本時間で8月11日午後4時より日米同時配信されることが発表された。最新映像となる予告編、そしてキービジュアルが解禁された。

マーベルスタジオのアニメーションシリーズ『ホワット・イフ…?』キービジュアル、ディズニープラスで8月11日独占配信(C)2021 Marvel

マーベルスタジオのアニメーションシリーズ『ホワット・イフ…?』キービジュアル、ディズニープラスで8月11日独占配信(C)2021 Marvel

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 本作は製作総指揮のケヴィン・ファイギをはじめ、「アベンジャーズ」シリーズなど数々の作品でストーリーボードを手掛けたブライアン・アンドリュースなどをはじめとする、マーベル・スタジオ映画の制作スタッフ陣により、実際に映画作品中で起こった出来事をベースに、「もしもあの時、ヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら…?」というテーマで、マーベル・シネマティック・ユニバースの登場人物たちの“ありえたかもしれない”、さまざまな“もしもの物語”を描くシリーズ。

 このアニメシリーズの中で明らかになっている物語のひとつは、<”もしも”ペギー・カーターに超人血清が投与され、痩せこけたスティーブ・ロジャースがハワード・スタークのアーマースーツを着て戦いに加わっていたら…?>という物語。

 私たちが知っているマーベル・シネマティック・ユニバースでは───人々を救いたいという信念を持ちながらも兵士として不適格とされた貧弱な青年スティーブ・ロジャースは軍の[スーパーソルジャー計画]に志願し超人血清が投与され、身体能力を極限にまで高めた強靭な肉体と正義感あふれる魂でキャプテン・アメリカに。一方、ペギー・カーターはイギリス空軍に勤務し[スーパーソルジャー計画]も担っていたエリート軍人。スティーブとペギーはお互いその人柄にひかれ合いデートの約束をするが、その約束も果たせないまま悲しい別れが訪れてしまう(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)より)。

 『ホワット・イフ…?』では彼らが全く違う運命をたどった時に、観客が驚くような“ありえたかもしれない”ストーリーが展開されていく。解禁された予告編では『アイアンマン』(08年)でテロ組織の襲撃により致命傷を負うはずのトニー・スタークが何者かによって助けられたり、『アベンジャーズ』(12年)で最強のチーム“アベンジャーズ”が結成されNYに集結するはずのメンバーが、なぜか東京で、しかもスター・ロード/ガモーラ/ブラック・パンサーと全く違うメンバーが集結していたりと、予想だにしない出来事の一端を見ることができる。

 ほかにも、ティ・チャラがピーター・クイルのような姿でヨンドゥ率いるラヴェジャーズになっていたり、ゾンビ化したキャプテン・アメリカが次々と映し出される。本作では、MCUの魅力的なキャラクターたちのそれぞれの“もしもの物語”がコメディ、アクション、ホラー、サスペンスと、私たちが想像もつかないさまざまジャンルで語られていくとのこと。

 予告内の「同じ宇宙はない、すべて違う。ひとつひとつが唯一無二だ」という言葉は、マルチバースの新たな広がりと、期待せずにはいられない驚くべき展開を予感させる。

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