7月6日に開幕される第74回カンヌ国際映画祭にて、スタジオ地図有限責任事業組合(LLP)・日本テレビ放送網共同幹事、東宝株式会社配給、そして細田作品の制作拠点であるスタジオ地図が企画・制作を手がけた細田守監督最新作『竜とそばかすの姫(英題:『BELLE』)』(7月16日公開)が、今年、全世界より2000作品以上の応募があったオフィシャル・セレクションに新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出されることが決定した。
細田監督作品としては、2018年に公開された前作『未来のミライ(英題:MIRAI)』が第71回カンヌ国際映画祭期間中に開催された「監督週間」に選出され、現地で上映されたが、今回は、それを越える初のオフィシャル・セレクション(公式選出)でのカンヌ国際映画祭参加。7月16日の日本公開前夜、フランス現地時間7月15日午後8時に、カンヌでワールドプレミア上映されることになり、細田監督自ら臨む予定だ。
国際映画祭の最高峰であるカンヌ国際映画祭。そのオフィシャル・セレクションには、コンペティション、ある視点、アウト・オブ・コンペティション、ミッドナイト・スクリーニング、特別上映などの部門があるが、今年、これまでの作品が高く評価されている監督たちの注目すべき新作を集めた「カンヌ・プルミエール」を新設。
細田監督のほかには、『プラトーン』や『JFK』『スノーデン』で知られるオリバー・ストーン監督、『逃げた女』でベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)受賞したホン・サンス監督、『アンチクライスト』や『ニンフォマニアック』などで知られる女優シャルロット・ゲンズブールの初監督作品など、名だたる世界有数の監督たちが顔を揃えている。
1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門を独立させる形でアヌシー国際アニメーション映画祭が創設され、カンヌは実写、アニメーションはアヌシーという暗黙のルールがある中で、『竜とそばかすの姫』が選出されたことは大変希有なこと。また今回「カンヌ・プルミエール」部門に選出された13本の中で、日本から選ばれた作品は唯一であるということからも、歴史的な快挙と言える。
細田監督は「前作『未来のミライ』がカンヌ国際映画祭・監督週間に選ばれたことに続き、今回『竜とそばかすの姫』がオフィシャル・セレクション『プルミエール部門』に選ばれたことをとても光栄に思います。アニメーション映画がカンヌ国際映画祭に選ばれること自体が極めて稀なことであり、今回の選出が、これから変化していく新しい映画の価値を観客に指し示す兆しと思います。コロナ禍の中で一時途絶えていた映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたいと思います」と、コメントしている。
『竜とそばかすの姫』は、インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公の女子高校生・すずが、”もうひとつの現実”と呼ばれるインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。
細田監督作品としては、2018年に公開された前作『未来のミライ(英題:MIRAI)』が第71回カンヌ国際映画祭期間中に開催された「監督週間」に選出され、現地で上映されたが、今回は、それを越える初のオフィシャル・セレクション(公式選出)でのカンヌ国際映画祭参加。7月16日の日本公開前夜、フランス現地時間7月15日午後8時に、カンヌでワールドプレミア上映されることになり、細田監督自ら臨む予定だ。
国際映画祭の最高峰であるカンヌ国際映画祭。そのオフィシャル・セレクションには、コンペティション、ある視点、アウト・オブ・コンペティション、ミッドナイト・スクリーニング、特別上映などの部門があるが、今年、これまでの作品が高く評価されている監督たちの注目すべき新作を集めた「カンヌ・プルミエール」を新設。
細田監督のほかには、『プラトーン』や『JFK』『スノーデン』で知られるオリバー・ストーン監督、『逃げた女』でベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)受賞したホン・サンス監督、『アンチクライスト』や『ニンフォマニアック』などで知られる女優シャルロット・ゲンズブールの初監督作品など、名だたる世界有数の監督たちが顔を揃えている。
1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門を独立させる形でアヌシー国際アニメーション映画祭が創設され、カンヌは実写、アニメーションはアヌシーという暗黙のルールがある中で、『竜とそばかすの姫』が選出されたことは大変希有なこと。また今回「カンヌ・プルミエール」部門に選出された13本の中で、日本から選ばれた作品は唯一であるということからも、歴史的な快挙と言える。
細田監督は「前作『未来のミライ』がカンヌ国際映画祭・監督週間に選ばれたことに続き、今回『竜とそばかすの姫』がオフィシャル・セレクション『プルミエール部門』に選ばれたことをとても光栄に思います。アニメーション映画がカンヌ国際映画祭に選ばれること自体が極めて稀なことであり、今回の選出が、これから変化していく新しい映画の価値を観客に指し示す兆しと思います。コロナ禍の中で一時途絶えていた映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたいと思います」と、コメントしている。
『竜とそばかすの姫』は、インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公の女子高校生・すずが、”もうひとつの現実”と呼ばれるインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。
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2021/07/04