韓国映画『SEOBOK／ソボク』（7月16日公開）より、登場キャラクターの紹介映像が解禁された。ソボクを演じたパク・ボゴムがナレーションを務め、それぞれのキャラクターの役所と見どころを明かしている。

　映像では、極秘プロジェクトで生み出された人類初のクローン“ソボク”の紹介から始まり、生まれてからの10年間一度も研究所から出ることなく、日々実験を繰り返す生活を送っていたソボクが、初めて外の世界に出て触れるもの全てが目新しく、興味を示す様子を見ることができる。

　コン・ユが演じるのは余命宣告わずかな元情報局エージェントのギホン。自らの病の治療と引き換えにソボクの護送の任務を引き受けたギホンだったが、ソボクを狙う組織からの襲撃による危機的状況の中で次第に心を通わせていく二人の逃避行の様子も見ることができる。

　ギホンに任務を託した元上司で、ソボクの存在を隠蔽しようとする冷血な情報局要員アン部長を演じるのは、映画『1987、ある闘いの真実』のチョ・ウジン。ソボクを誕生させた張本人でありソボクにとって母親のような存在である研究員のイム・セウン博士を演じるチャン・ヨンナム（ドラマ『サイコだけど大丈夫』）らソボクを取り巻くキーパーソンについても解説している。

　ギホンの感情の変化が本作の見どころだと語るパク・ボゴムは「コン･ユさんの演技を現場で見ていて、ギホンの必死さを感じました。あんなにも微妙な感情の差を表現できるのかと驚いたことを覚えています。きっと観客の皆さんも印象に残ると思います」と明かすように、永遠の命ソボクをめぐる争いの中でギホンの葛藤や、本作の大きな見どころの一つである激しいアクションシーンなども紹介。最後は「気になる結末は映画館でご確認ください」というボゴムのコメントで締められている。

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