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櫻坂46初の有観客ライブ 3列目メンバーのみで3days完遂「私たちで櫻坂46を強くします」

 アイドルグループ・櫻坂46が18日、千葉・舞浜アンフィシアターで『BACKS LIVE!!』3daysの最終公演を開催した。2ndシングル「BAN」(4月発売)のフォーメーション3列目メンバーによる初のライブでは櫻坂46の持ち歌14曲をすべて披露。2020年10月に改名後初の有観客ライブはWアンコールに突入し、約2時間30分にわたって全15曲を熱くパフォーマンスした。

櫻坂46初の有観客ライブ『BACKS LIVE!!』(千葉・舞浜アンフィシアター)Photo by 上山陽介

櫻坂46初の有観客ライブ『BACKS LIVE!!』(千葉・舞浜アンフィシアター)Photo by 上山陽介

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 櫻坂46は、シングルの収録曲によってセンターが代わる3人センター制で、表題曲1・2列目の8人「櫻エイト」はすべての収録曲に参加。そして、楽曲によって入れ替わる3列目メンバーでフォーメーションが構成されている。

 今回のライブは2ndシングル「BAN」のフォーメーション3列目メンバー16人(尾関梨香は体調不良で欠席)による初のライブ。「私たちで、櫻坂46を、強くする。」というキャッチコピーのもと、初の試みとして各楽曲のセンターはメンバーによる立候補制で決められた。

 グループカラーの白を基調とし、ピンクをポイントにあしらったパンツスーツで登場した16人は、櫻坂46としてのデビュー曲「Nobody’s fault」からスタート。射るように鋭い視線を向けるセンターの井上梨名を中心に、演出の風に髪をなびかせ、ジャケットの裾を美しくはためかせた。

 井上はこの曲のセンター立候補した理由について「1stシングル表題曲のメンバーに選ばれなくて悔しい想いをしたのが心の中にあって。リベンジのような意味で選んだのもあるし、『やるか?やらないのか?それだけだ』という歌詞が私の心には響いていて、今の私には『やるしかない、やるだけだ』という立ち向かう心が一番必要だなと思った」と胸中を明かした。

 大園玲は『BACKS LIVE!!』3daysを通して「私たちはふだん、後ろに何もない3列目というポジションでパフォーマンスしているんですけど、今回センターやエイト(櫻エイト)のポジションをやってみて、グループを背負っている感覚、背負いながらパフォーマンスする感覚を知って、改めて櫻坂46を背負える人になりたいと強く思いました」と意識に変化が芽生えたことを告白。守屋麗奈が「有観客で、皆さんの前でパフォーマンスすることができて、本当に幸せだし、この景色がずっと見たかったです」と喜びをかみしめると、土生瑞穗は「今日は幸せにして帰すんでよろしくお願いします」と男前に呼びかけた。

 ダンストラックでクールに決めたあとには、「ブルームーンキス」を披露。この曲のセンターに立候補した守屋麗奈の「あ、キスしちゃった」のせりふにはファンが悶絶し、配信を視聴していたファンもSNSで「キュンしちゃった」「あ、死んじゃった」「やーれな破壊力半端ない」と大盛り上がりとなった。

 1期生の守屋茜齋藤冬優花、新2期生の遠藤光莉大沼晶保幸阪茉里乃増本綺良の6人のMCでは、新2期生の4人が1人ずつ、守屋と齋藤に感謝を伝える手紙を読み、齋藤は感涙。逆サプライズで1期生の2人も新2期生に向けた手紙で思いを伝えあうと会場は感動に包まれ、齋藤は「このライブまでの1ヶ月間でお互いのことをすごく知ることができたのでこういうお手紙を書けたんじゃないかと思います。練習期間も含めて大事なものになったと思います」とこのライブの意義を語った。

 本編最後は武元唯衣センターで2ndシングル表題曲「BAN」。桜の花びらの形をした紙吹雪が大量に振るなかで、キレキレなダンスを見せた武元は「歌詞を見たときに、全部が自分に言われているような気持ちになって。だから今日も、全部自分に言ってやろうという気持ちで演りました」とパフォーマンスに込めた想いを語り、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。

 アンコールの「櫻坂の詩」で持ち歌をすべて披露したものの、Wアンコールへ突入。武元が「ラストー! 行くぞー!」と叫び、この日2回目となる「BAN」をパフォーマンスすると、やりきった武元に歩み寄った齋藤がハグでねぎらい、ファンの胸を熱くさせた。

 3日間MCを担当した松田里奈は「『BACKS LIVE!!』をすることができて本当によかった」と充実感をにじませ、「私たちはどんどん強くなっていきたいです。ここが終わりではなく、『私たちで、櫻坂46を、強くします。』」とライブのキャッチコピーに絡めつつ、大絶叫で宣言。「最後に一言だけ伝えさせてください。みんなのことが大好きー」と叫び、櫻坂46初の有観客ライブを締めくくった。

■櫻坂46『BACKS LIVE!!』セットリスト
Overture
01. Nobody’s fault(1土生/2遠藤/3井上)
02. Plastic regret(原田)
03. 半信半疑(松田)
04. Microscope(幸阪)
05. 偶然の答え(関)
06. 君と僕と洗濯物(渡辺梨加
07. ブルームーンキス(守屋麗奈)
08. 最終の地下鉄に乗って(上村)
09. 思ったよりも寂しくない(守屋茜)
10. それが愛なのね(1遠藤/2武元/3土生)
11. なぜ 恋をして来なかったんだろう?(大園)
12. Buddies(増本)
13. BAN(1大沼/2齋藤/3武元)
【アンコール】
EN1. 櫻坂の詩
【Wアンコール】
EN2. BAN(武元)
※カッコ内はセンター、1=1日目、2=2日目、3=3日目

【出演メンバー】
上村莉菜、尾関梨香、齋藤冬優花、土生瑞穂原田葵、守屋茜、渡辺梨加
井上梨名、遠藤光莉、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、関有美子、武元唯衣、増本綺良、松田里奈、守屋麗奈
※尾関梨香は欠席

関連写真

  • 櫻坂46初の有観客ライブ『BACKS LIVE!!』(千葉・舞浜アンフィシアター)Photo by 上山陽介
  • 2ndシングル「BAN」3列目のメンバーが団結 Photo by 上山陽介
  • 櫻坂46『BACKS LIVE!!』(千葉・舞浜アンフィシアター)より Photo by 上山陽介
  • 櫻坂46『BACKS LIVE!!』(千葉・舞浜アンフィシアター)より Photo by 上山陽介
  • 櫻坂46『BACKS LIVE!!』(千葉・舞浜アンフィシアター)より Photo by 上山陽介
  • 櫻坂46『BACKS LIVE!!』(千葉・舞浜アンフィシアター)より Photo by 上山陽介
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  • 櫻坂46『BACKS LIVE!!』(千葉・舞浜アンフィシアター)より Photo by 上山陽介
  • 櫻坂46『BACKS LIVE!!』(千葉・舞浜アンフィシアター)より Photo by 上山陽介
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