日本文学振興会は11日、第165回「芥川賞・直木賞」の候補10作品を発表した。選考会は7月14日、東京・築地「新喜楽」で行われる。
芥川賞は、石沢麻横依氏(41)『貝に続く場所にて』、くどうれいん氏(26)『氷柱の声』、高瀬隼子氏(33)『水たまりで息をする』、千葉雅也氏(42)『オーバーヒート』、李琴峰氏(31)『彼岸花が咲く島』の5作品。
直木賞は、一穂ミチ氏(43)『スモールワールズ』、呉勝浩氏(39)『おれたちの歌をうたえ』、佐藤究氏(43)『テスカトリポカ』、澤田瞳子氏(43)『星落ちて、なお』、砂原浩太朗氏(52)『高瀬庄左衛門御留書』の5作品が選ばれた。
両賞は1935(昭和10)年に制定。芥川賞は新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌(同)・単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品の中から優れた作品に贈られる。前者は主に無名・新進作家、後者は無名・新進・中堅作家が対象となる。
受賞者が都内および近郊在住の場合、発表当日に共同記者会見が行われる予定。贈呈式は8月下旬に都内で行われ、受賞者には正賞として時計、副賞として賞金100万円が与えられる。
■第165回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)※作者五十音順・敬称略
石沢麻横依『貝に続く場所にて』(群像六月号)
くどうれいん『氷柱の声』(群像四月号)
高瀬隼子『水たまりで息をする』(すばる三月号)
千葉雅也『オーバーヒート』(新潮六月号)
李琴峰氏『彼岸花が咲く島』(文學界三月号)
■第165回直木三十五賞 候補作(出版社)
一穂ミチ『スモールワールズ』(講談社)
呉勝浩『おれたちの歌をうたえ』(文藝春秋)
佐藤究『テスカトリポカ』(KADOKAWA)
澤田瞳子『星落ちて、なお』(文藝春秋)
砂原浩太朗『高瀬庄左衛門御留書』(講談社)
■選考委員
【芥川賞】小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、平野啓一郎、堀江敏幸、松浦寿輝、山田詠美、吉田修一
【直木賞】浅田次郎、伊集院静、角田光代、北方謙三、桐野夏生、高村薫、林真理子、三浦しをん、宮部みゆき
※五十音順・敬称略
芥川賞は、石沢麻横依氏(41)『貝に続く場所にて』、くどうれいん氏(26)『氷柱の声』、高瀬隼子氏(33)『水たまりで息をする』、千葉雅也氏(42)『オーバーヒート』、李琴峰氏(31)『彼岸花が咲く島』の5作品。
直木賞は、一穂ミチ氏(43)『スモールワールズ』、呉勝浩氏(39)『おれたちの歌をうたえ』、佐藤究氏(43)『テスカトリポカ』、澤田瞳子氏(43)『星落ちて、なお』、砂原浩太朗氏(52)『高瀬庄左衛門御留書』の5作品が選ばれた。
両賞は1935(昭和10)年に制定。芥川賞は新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌(同)・単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品の中から優れた作品に贈られる。前者は主に無名・新進作家、後者は無名・新進・中堅作家が対象となる。
受賞者が都内および近郊在住の場合、発表当日に共同記者会見が行われる予定。贈呈式は8月下旬に都内で行われ、受賞者には正賞として時計、副賞として賞金100万円が与えられる。
■第165回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)※作者五十音順・敬称略
石沢麻横依『貝に続く場所にて』(群像六月号)
くどうれいん『氷柱の声』(群像四月号)
高瀬隼子『水たまりで息をする』(すばる三月号)
千葉雅也『オーバーヒート』(新潮六月号)
李琴峰氏『彼岸花が咲く島』(文學界三月号)
■第165回直木三十五賞 候補作(出版社)
一穂ミチ『スモールワールズ』(講談社)
呉勝浩『おれたちの歌をうたえ』(文藝春秋)
佐藤究『テスカトリポカ』(KADOKAWA)
澤田瞳子『星落ちて、なお』(文藝春秋)
砂原浩太朗『高瀬庄左衛門御留書』(講談社)
■選考委員
【芥川賞】小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、平野啓一郎、堀江敏幸、松浦寿輝、山田詠美、吉田修一
【直木賞】浅田次郎、伊集院静、角田光代、北方謙三、桐野夏生、高村薫、林真理子、三浦しをん、宮部みゆき
※五十音順・敬称略
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2021/06/11