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「あだなが家畜!?」あか抜けない女の子がアイドル&ギャルへ…その変化に称賛の声

 SNSで、過去と現在の写真を並べた投稿を見かけることがあるだろう。華やかな現在の姿と、まだあか抜けていない学生時代の写真の比較は見ごたえがあるようで、なかには数万件を超える“いいね”やリツイートがつくものも存在する。今回はその中から、別人級にあか抜けた姿に多くの反響があった2人の個性派美女をピックアップ。写真を投稿した理由や、あか抜けるきっかけになった出来事などを聞いた。

サイバーギャル・デデさん(左)、眠井れむさん(右)

サイバーギャル・デデさん(左)、眠井れむさん(右)

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■いじめを受けた学生時代を経てアイドルデビュー「弱っている人の心の支えになりたい」

 アイドルグループ・ESTLINK☆のメンバーとして活動中の眠井れむさんは、中高時代“家畜”というあだ名をつけられるなど、いじめにあっていたという。その当時の写真と現在の写真を並べて投稿したところ、8万件を超える“いいね”がつき話題となった。

 「以前から、“れむのビフォーアフターの写真を載せたらバズるよ”と、友だちに言われていたので、どうせなら記念になるような日にアップしたいと思って温めていたんです。それで、私たちのデビュー日である2月27日にツイートしたところ、想像していた以上にバズって。自分でも驚きました」。

 狙いは成功したが、つらい思い出のある高校時代の写真を公開することに抵抗はなかったのだろうか? 「いつか他人に卒業アルバムの写真を晒されるくらいなら、自分から載せてしまおうと思って。なので葛藤はなかったですし、むしろ“努力してこんなに可愛くなったんだ!”というところを見て欲しいという想いの方が強かったですね。フォロワーの皆さんからも、“励みになった”や“元気が出た”というコメントを数百件もいただいて。むしろ私が元気を貰ってしまいました。誰かを元気にできて本当に嬉しかったです」。

 眠井さんがアイドルを志すようになったのは、中学3年生のころだそう。「当時はいじめが酷くて死にたいとまで思っていたんですけど、そんなときYouTubeで、でんぱ組.incさんのMVを見て元気を貰ったんです。そこから“自分ももし可愛くなれたら、でんぱ組.incさんのように弱っている人の心の支えになれる存在になりたい”と思って、アイドルを目指すようになりました」と話してくれた。

■サイバー系ギャルの“昔の写真”に驚愕「昔の自分も大好き」

 イラストレーターとして活動中のサイバー系ギャル・デデさんも、昔と今の写真を並べて投稿したツイートで話題を呼んだあか抜け美女のひとり。ビフォーアフターを公開した理由を聞くと、とあるテレビ番組に出演したことが大きく影響しているという。

 「センター街を歩いていたら『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)のインタビューを受けて。最初は“今時こんなギャル珍しいな”って感じで声をかけていただいたと思うんですですけど、話の流れで昔の写真を見せることになって。それがけっこう話題になったので、比較ツイートをアップしたら見られるかも…と思い、一昨年の年末ごろに公開してみたんです」。

 現在はイラストレーターとして、国内外のアーティストのCDジャケットや、企業のステッカー、YouTubeのアニメーション用イラスト、オリジナルキャラクターのグッズ制作なども手掛けているというデデさん。さらに漫画家として、自身がギャルになった経緯を描いた実録漫画『こんなギャルってアリですか??』も連載するなど、多方面で活躍するが、その本質はやはり“サイバー系ギャル”にあるという。

 そんなサイバー系ギャルに変化するうえで努力したことや、大変だったことを質問してみると、「きっと当時は、それなりに苦労したこともあったと思うんですけど、改めてふり返ってみると、具体的にこれが大変だった…という記憶はなくて。ダイエットはしていたはずですが、苦労よりも、メタモルフォーゼって楽しい! という気持ちの方が大きかったですね」といった明るい答えを聞かせてもらえた。

 「先輩ギャルの皆さんのお写真や動画をチェックして、日々メイクを研究して。“ここに線を入れるとめっちゃ映える!”とか、“このカラコンで顔が変わった!”といった新しい発見があるたびに、“これだからサイバー系ギャルはやめられない!”という気持ちになって、とにかく進化していくことが楽しかったですね。おかしな表現かもしれませんが、“変化が楽しかったから、変化できた”って感じです(笑)」。目指すは子ども人気のサイバーギャルだそうで、夢は「ギャル界のヒカキンさん!」とのこと。今後の活躍を楽しみにしたい。

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