人気グループ・NEWSの加藤シゲアキが27日、東京グローブ座で29日から上演される舞台『染、色』フォトコール&取材会に登壇した。関西ジャニーズJr.の正門良規が舞台単独初主演を務める今作で、加藤は原作と初めて舞台脚本を担当。本来は昨年春に上演を予定したが新型コロナウイルスの影響により1年越しの上演となる。加藤は「この1年いろいろあった思いをエネルギー、バネにして(演出の)瀬戸山さんと気持ちをひとつにしてここまでやってこれた。僕の思いを受け止めて演出していただいたので、いいものができるのではないかと実感しています」と“制作側”として喜びを語った。
原作は加藤が2015年に出版した短編小説集『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA刊)に収録された『染色』。演出は2017年に加藤が主演舞台『グリーンマイル』でタッグを組んだ瀬戸山美咲氏が演出を担当する。周囲から一目置かれながらも葛藤を抱える美大生・深馬(正門)は、気を紛らわすように街の壁にグラフィティアートを落書きする日々。しかしあくる日、その絵はわずかに異なっていた。違和感の中で深馬は何者かの気配を感じるようになり、色あせていた日常は思わぬものへと変化していく。
報道陣からの紹介を受け、加藤は「“クリエイター”の加藤シゲアキです」とはにかみながら自己紹介。「本来であれば去年公演していた。瀬戸山さんとも打ち合わせをして、できあがったときに『すごく良い台本ができたね』と言った次の日に中止が決定して、悔しいですね、という話をした。それがもう一度できる。とにかくもう一度、上演する機会をいただけのはすごく、うれしかった」と噛みしめる。
俳優として出演したい気持ちについて「今回は最初から(演者として)出ないプロジェクトにしよう。僕が演じれば僕のイメージどおりできると思うけど、そうじゃないものがみたい。僕の手を離れたときに、僕の想像を超えるものにしてくれる演出家の方と組みたいという話で進んでいた。自分が出ることでイメージが縛られるのではないか。逆に、それは脚本家の楽しみ、喜びでもある」と意図を説明。「瀬戸山さんとは一緒にお仕事してるのでそこは申し分ない。脚本家に徹することが喜びだと今回は感じていました」と胸を張る。
また、自らの原作が視覚化されだけに「感慨深いものがあります。ほとんど想像を超えていい作品にしますし、キャスティングの前に台本ができているので、この作品を読んで、この仕事を受けるというキャストの方もいるだろうから、お芝居しやすさよりも、読んでいて面白い台本にしようと。めちゃくちゃ細かいト書き、描写もかいてある」とこだわりも。「それは僕は“ラブレター”だと思ってたんですけど瀬戸山さんは“挑戦状”だと受け取ったようで。ト書きをなるべく忠実に再現できるようにしてる意地はみていて楽しいし、変わった部分は『そこはさすがに無理だったんだ』という見ていて面白さがある。まずはそのままやろうと、作品を愛してこの作品に臨んでくださっているんだな、と…」と瀬戸山氏への感謝も表していた。
原作は加藤が2015年に出版した短編小説集『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA刊)に収録された『染色』。演出は2017年に加藤が主演舞台『グリーンマイル』でタッグを組んだ瀬戸山美咲氏が演出を担当する。周囲から一目置かれながらも葛藤を抱える美大生・深馬(正門)は、気を紛らわすように街の壁にグラフィティアートを落書きする日々。しかしあくる日、その絵はわずかに異なっていた。違和感の中で深馬は何者かの気配を感じるようになり、色あせていた日常は思わぬものへと変化していく。
報道陣からの紹介を受け、加藤は「“クリエイター”の加藤シゲアキです」とはにかみながら自己紹介。「本来であれば去年公演していた。瀬戸山さんとも打ち合わせをして、できあがったときに『すごく良い台本ができたね』と言った次の日に中止が決定して、悔しいですね、という話をした。それがもう一度できる。とにかくもう一度、上演する機会をいただけのはすごく、うれしかった」と噛みしめる。
俳優として出演したい気持ちについて「今回は最初から(演者として)出ないプロジェクトにしよう。僕が演じれば僕のイメージどおりできると思うけど、そうじゃないものがみたい。僕の手を離れたときに、僕の想像を超えるものにしてくれる演出家の方と組みたいという話で進んでいた。自分が出ることでイメージが縛られるのではないか。逆に、それは脚本家の楽しみ、喜びでもある」と意図を説明。「瀬戸山さんとは一緒にお仕事してるのでそこは申し分ない。脚本家に徹することが喜びだと今回は感じていました」と胸を張る。
また、自らの原作が視覚化されだけに「感慨深いものがあります。ほとんど想像を超えていい作品にしますし、キャスティングの前に台本ができているので、この作品を読んで、この仕事を受けるというキャストの方もいるだろうから、お芝居しやすさよりも、読んでいて面白い台本にしようと。めちゃくちゃ細かいト書き、描写もかいてある」とこだわりも。「それは僕は“ラブレター”だと思ってたんですけど瀬戸山さんは“挑戦状”だと受け取ったようで。ト書きをなるべく忠実に再現できるようにしてる意地はみていて楽しいし、変わった部分は『そこはさすがに無理だったんだ』という見ていて面白さがある。まずはそのままやろうと、作品を愛してこの作品に臨んでくださっているんだな、と…」と瀬戸山氏への感謝も表していた。
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2021/05/28