女優の上白石萌歌が、主演するWOWOW開局30周年記念連続ドラマW 宮部みゆき『ソロモンの偽証』の追加キャストが発表され、宮沢氷魚、山本舞香、浮所飛貴（美 少年／ジャニーズJr.）、野村裕基、坂東龍汰、モトーラ世理奈、富田望生の出演が決定した。上白石演じる前代未聞の“学校内裁判”を主導する高校生・藤野涼子を取り巻く学生たちを演じる。

　上白石の連ドラ初主演で送る今作は宮部氏による売上累計300万冊超えの壮大なヒューマンミステリーを連ドラ化。原作は1990年代の公立中学校を舞台としているが、テレビドラマ版ではSNSが普及する現代の私立高校に置き換え、全8話という長編で宮部ワールドの世界観を描き出す。

　他校の生徒でありながら、亡くなった柏木卓也の友人として裁判に積極的に参加する謎の高校生・神原和彦役に宮沢。ひどいニキビや学校でのいじめに思い悩む三宅樹理役に山本。涼子の良き相談相手で幼なじみの野田健一役に、浮所が起用された。

　さらに、物語の発端となる謎の転落死を遂げる柏木卓也役には、野村萬斎の長男で今回、映像作品への初出演となる狂言師・野村。柏木卓也を殺したと告発される不良高校生・大出俊次役に坂東。多出俊次と関係を持ち行動を共にする勝木恵子役にモトーラ。三宅樹理の親友で唯一の理解者である浅井松子役に、今作映画版では中学生の同役を演じていた富田が再び挑戦する。

　一人の転落死からはじまる不可解な出来事。動揺する生徒、困惑する保護者、体裁を気にする教師、騒ぎ立てるマスコミやSNS。一体、誰が真実を話し、誰が嘘をついているのか。謎に満ちた衝撃の真相とは…。