1988年のデビュー以来、実力派演歌歌手としてはもちろん、詩吟や浪曲など日本の伝統文化の伝承にも努めてきた石原詢子が、通算44枚目のシングルで、曲調はもちろんビジュアルにいたるまでイメージを一新。シンガーソングライター・古内東子書き下ろしの新曲「ただそばにいてくれて」で新境地を切り開いた。「コロナ禍で感じた不安が新たな世界への一歩を踏みだすきっかけになった」と語る石原に、その思いの裏にある歌手としてのこだわりや新曲に託した思いを聞いた。■不安と辛さに押しつぶされそうだったコロナ禍 2匹の猫が後押ししてくれた新境地への第一歩