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落語家・医学博士の立川らく朝さん死去 67歳

 今年2月により療養していた落語家で医学博士の立川らく朝さんが、5月2日に死去した。67歳。所属事務所・ワタナベエンターテインメントが11日、公式サイトで訃報を伝えた。

立川らく朝さん

立川らく朝さん

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 サイトでは「弊社所属の立川らく朝(享年67)が、2021年2月より療養しておりましたが、2021年5月2日に永眠しました」と報告し「葬儀につきましては故人とご家族の意向により、近親者のみで既に執り行われました」と伝えた。

 「これまでご支援いただきましたファンの皆様、関係者の皆様には、生前に賜りましたご厚誼に深く感謝し、謹んでご報告申し上げるとともに、故人のご冥福をお祈りいたします」と記した。

 葬儀は、故人と家族の意向により、近親者のみですでに執り行われた。

 らく朝さんは、1954年1月26日、長野県生まれ。1979年、杏林大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部内科学教室へ入局。主として脂質異常症の臨床と研究に従事し、慶應健康相談センター(人間ドック)医長を勤める。2000年、46才にして立川志らくに入門、プロの落語家として活動を開始。02年に都内に内科クリニックを開設。04年、立川流家元、立川談志に認められ二つ目昇進。15年、10月真打昇進した。

 健康教育と落語をミックスした「ヘルシートーク」、「健康落語」、「落語&一人芝居」という新ジャンルを開拓し、全国の保健所などの行政施設、企業、健康保険組合等で講演。今年2月15日『笑って生きれば、笑って死ねる』(三笠書房)を上梓した。

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