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池江璃花子“五輪辞退”求める声に胸中「選手個人に当てるのはとても苦しい」

 競泳の池江璃花子選手(20)が7日、自身のツイッターを更新。東京五輪の代表に内定したことを受け、自身のSNS上に辞退を求める投稿が相次いでいる状況を踏まえ、胸中をつづった。

池江璃花子選手 (C)ORICON NewS inc.

池江璃花子選手 (C)ORICON NewS inc.

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 池江選手は「いつも応援ありがとうございます。Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに『辞退してほしい』『反対に声をあげてほしい』などのコメントが寄せられている事を知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています」とツイート。

 2019年2月に白血病を公表し、約10ヶ月の月日が経った同年12月に退院したという経緯があることから「1年延期されたオリンピックは私のような選手であれば、ラッキーでもあり、逆に絶望してしまう選手もいます。持病を持ってる私も、開催され無くても今、目の前にある重症化リスクに日々不安な生活も送っています」と率直な思いを吐露した。

 その上で「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません。ただ今やるべき事を全うし、応援していただいてる方達の期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。長くなってしまいましたが、わたしに限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います」と呼びかけた。

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