史上初にして唯一、「東京国際映画祭」で2度のグランプリ受賞を果たしたイスラエルの映画監督ニル・ベルクマン。彼の最新作『旅立つ息子へ』が26日より東京・TOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。監督が、普遍的な父親の愛、子離れできないある理由、大好きな日本の観客への思いを語ったインタビューを紹介する。 ベルクマン監督は、1969年イスラエル・ハイファで生まれ、98年にエルサレムのサム・スピーゲル映画テレビ学校を優秀な成績で卒業。父親を失った家族の崩壊と再生を描いた『ブロークン・ウィング』(2002年)で長編デビューし、「第15回東京国際映画祭」でグランプリ受賞。小さい頃、監督自身の両親が離婚した経験をきっかけに描かれた。2作目の『僕の心の奥の文法』(10年)では、思春期の心の揺れと大人への抵抗を描き、「第23回同映画祭」でグランプリを受賞した。
2021/03/23