人気アニメシリーズ第18作目『トロピカル〜ジュ！プリキュア』（28日スタート、毎週日曜　前8：30 ABCテレビ・テレビ朝日系列）マスコミ向けオンライン記者会見が23日行われ、メインキャストを担当する、ファイルーズあい、花守ゆみり、石川由依、瀬戸麻沙美、日高里菜が参加した。合格通知を聞いた感想についてファイルーズは「信じられなくてパニックで頭がまっしろになった。だんだんわかってくると、目の前がキラキラしました。それが“トロピカってる”ってことなんだなって思いました！」と、せりふを引用して喜びを表現した。

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　今作のモチーフは海とコスメ。南国をイメージした海辺の街で、「今一番大事なことをやろう！」をテーマに少女たちが元気いっぱいに躍動する。キュアサマー／夏海まなつ役をファイルーズ、キュアコーラル／涼村さんご役を花守、キュアパパイア／一之瀬みのり役を石川、キュアフラミンゴ／滝沢あすか役を瀬戸が担当。4人を導く人魚のローラを日高が演じる。

　以前、保育関係のアルバイトを経験したこともあり「そこで子どもたちがプリキュアのハンカチやお弁当箱を使っているのを間近でみて、プリキュアという存在が素敵な影響を与え、愛されてきたのか目の当たりにしてきたのでそんな素晴らしい作品に携われることが誇りでうれしかったです」と笑顔が弾けた。

　過去に何度もオーデションを受けてきた石川は「じわじわ感動しています。私もついにプリキュアになれるんだなという気持ちがいっぱい広がっています」と幸せを噛み締め、瀬戸も「（自分が演じるのが）『トロプリ』の滝沢あすかでよかった。かっこよさが抜きん出てるキャラクターで、そういったキュアフラミンゴを演じられてうれしい思いでいっぱい。これからプリキュアファンのみなさんにご覧になっていただき、希望や勇気を胸に持ってくれるんだなと想像するだけで収録に参加するのが本当に楽しいです」と充実感をにじませた。

　シリーズ1作目『ふたりはプリキュア』から観ていたという花守も「声をあてさせていただくたびにかわいらしく強く、みんなの憧れになっていく女の子を今演じているんだという実感を日々いただいて、放送が楽しみです」と期待でいっぱい。「プリキュアが大好きで憧れの存在だった」という日高は「こういった形でプリキュアという作品に関われることがうれしい。私の兄の子どもたちもすごくプリキュアがだいすき。たくさんの子どもたちに早く元気を与えられたら」と力強く意気込んだ。

　すでにアフレコは開始されており5人のチームワークを問われたファイルーズは「必殺技では声を合わせたりしないといけないので、最初は一番新人でどう音頭をとっていいか戸惑いましたが、みなさまが手練手管なのでむしろ私に合わせてくださってて…私が自由にのびのびやらせていただいて」とサポートに感謝しきり。そんなファイルーズに日高は「座長として引っ張ってくれて、必殺技では真ん中で指揮をとりながら合わせてくれたり。明るくポジティブオーラを放っているファイルーズちゃんなので、まなつちゃんのようにいてくれるだけでハッピーになります」と称えた。

　劇中ではサマー（まなつ）とローラの日常パートの楽しい掛け合いもあり、ファイルーズは「言葉のキャッチボールがドッジボールみたい。里菜ちゃんならではのお芝居に私もコミカルに声が乗せられて、楽しい掛け合いをさせていただいてます。お互いの主張があるんだけど嫌な感じにならないんだよね。仲が悪く見えないし、ほほえましく思えるので観ていただきたいです」と注目ポイントを紹介し、早くもチームワークが出来上がっている様子だ。

　第5話から参加となった瀬戸は「それまでの音声入りデータをいただいていて、なんて楽しそうなんだ、早く合流したいと思っていました。とくにサマーとローラの掛け合いは生で観たい。現場が気になってた。実際に楽しそうに掛け合いしてますし、安心感があるので現場にいくのがすごく楽しみ。初回の出番もやっとみんなに会えるという楽しみが強かった」と振り返ると、ファイルーズは「フラミンゴさんが合流したときは『風が吹いた』って（笑）。アニメ観ていただければ解ると思います」と、その華麗な登場もみどころとなりそうだ。