北海道のHTBが制作し、今年11月8日に放送されたドキュメンタリー番組『テレメンタリー2020「介護崩壊 救えなかったクラスター』が、ギャラクシー賞テレビ部門2020年11月度月間賞を受賞した。
番組は、17人もの入居者が亡くなり、国内最大級の新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)となった札幌市の老人介護保険施設について、札幌市の見解と、施設の報告書、独自取材を基に検証し、「介護崩壊」を起こさないための教訓を探ったドキュメンタリー。
この受賞について、阿久津友紀プロデューサーは「できるだけ早いタイミングで事例を振り返ることで、多くの人が備えることができるのではないかと感じ、制作しました。冬に恐れられていた第3波の現実、まだまだ問題は山積みです。コロナで見えてきた、そもそもの介護制度の課題を今後とも追及できたらと考えます」と語っている。
また、ナレーターを担当した女優の内田有紀は「まだまだコロナ収束の糸口が見えない状況、ナレーション一言一言に責任を感じ、少しでも現在の医療体制の改善に役立てられたらとの思いで臨ませていた だきました。問題を共有し合う事で解決につながることを切に願っております。一刻も早い終息を願って」と、コメントを寄せている。
同局では、同じく内田が ナレーションを務めた7月放送のHTB制作テレメンタリー「たたかう“生命の守り人”」とあわせて再編集した、『テレメンタリー傑作選 コロナ禍の北海道 医療従事者の苦悩と介護崩壊の切迫した現場』を26日(深1:35〜)放送する。
ギャラクシー賞は、NPO法人放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設。テレビ部門では、毎月・自主的に番組を推奨する「月間賞」を選定している。
番組は、17人もの入居者が亡くなり、国内最大級の新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)となった札幌市の老人介護保険施設について、札幌市の見解と、施設の報告書、独自取材を基に検証し、「介護崩壊」を起こさないための教訓を探ったドキュメンタリー。
この受賞について、阿久津友紀プロデューサーは「できるだけ早いタイミングで事例を振り返ることで、多くの人が備えることができるのではないかと感じ、制作しました。冬に恐れられていた第3波の現実、まだまだ問題は山積みです。コロナで見えてきた、そもそもの介護制度の課題を今後とも追及できたらと考えます」と語っている。
また、ナレーターを担当した女優の内田有紀は「まだまだコロナ収束の糸口が見えない状況、ナレーション一言一言に責任を感じ、少しでも現在の医療体制の改善に役立てられたらとの思いで臨ませていた だきました。問題を共有し合う事で解決につながることを切に願っております。一刻も早い終息を願って」と、コメントを寄せている。
同局では、同じく内田が ナレーションを務めた7月放送のHTB制作テレメンタリー「たたかう“生命の守り人”」とあわせて再編集した、『テレメンタリー傑作選 コロナ禍の北海道 医療従事者の苦悩と介護崩壊の切迫した現場』を26日(深1:35〜)放送する。
ギャラクシー賞は、NPO法人放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設。テレビ部門では、毎月・自主的に番組を推奨する「月間賞」を選定している。
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2020/12/21