テレビ番組・CMのリサーチを行うエム・データは4日、2019年にテレビCMに出演しなかったタレントの中で、2020年のテレビCM会社数が増えた「2020年TV-CM急上昇ランキング」を発表。昨年末の『M-1グランプリ』で優勝しブレイクしたお笑いコンビ・ミルクボーイが1位を獲得した（1月1日〜11月30日に東京地上波キー局で放送されたものが対象）。

【写真】その他の写真を見る

　審査員の松本人志が「過去最高って言ってもいいのかもしれないですね。数年前なら誰が出ても優勝していたんじゃないか、というレベルの高さでした」と振り返った昨年の『M-1』で、史上最高得点を叩き出したミルクボーイが、CM界でも大活躍した。ネタにした「コーンフレーク」の日本ケロッグのほか、ネタを披露したインディードや住宅情報館のCMなどに出演。『M-1』前までは全国的に無名に近かったコンビが、“M-1ドリーム”を実現させた1年となった。

　同ランキングの2位（4社）は、4人組歌謡グループ・純烈と女優の森七菜。3位（3社）は秋山寛貴（ハナコ）、亜生（ミキ）、荒川良々、江口のりこ、及川光博、上白石萌音、菊田竜大（ハナコ）、ジャングルポケット、生見愛瑠、古市憲寿、ぺこぱの11組。人気急上昇中のお笑い第7世代やドラマで注目を集めた女優、バラエティーでも活躍するモデル、切れ味鋭いコメンテーターなど幅広いラインナップで、今年の顔がそろった。

■2020年TV-CM急上昇ランキング（同順位は50音順）
1位　5社
ミルクボーイ

2位　4社
純烈
森七菜

3位　3社
秋山寛貴（ハナコ）
亜生（ミキ）
荒川良々
江口のりこ
及川光博
上白石萌音
菊田竜大（ハナコ）
ジャングルポケット
生見愛瑠
古市憲寿
ぺこぱ

【調査概要】
・期間：2020年1月1日〜11月30日
・調査対象：日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ（東京地区地上波キー局）で放送されたテレビCMに出演・登場した人物
※映画告知、通販、イベント事業系、放送局系CM (番組宣伝含む）、インターネット動画配信サービス内映像に出演している場合のCM、本人出演PV やライブ映像が使用されている音楽商材系CM、生CM、インフォマーシャル、ナレーションのみでの出演、スポーツ中継映像のみでの登場、アニメやコンテンツのキャラクターは対象外
※グループやコンビに所属しているタレントは、「個人単位での出演」と「グループ・コンビ単位での出演」を合わせて集計。
※会社数ランキングは、エム・データ独自の基準で収集・登録した会社名に基づき、タレントの契約期間や契約社数ではなく、調査期間内で放送されたタレントが出演しているCMの会社数を集計。