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『にっぽんの芸能』“梵天丸”藤間勘十郎&尺八の貴公子・藤原道山が登場

 能・歌舞伎や邦楽など、日本の古典芸能を扱うNHK・Eテレの音楽番組『にっぽんの芸能』(毎週金曜 後11:00)。6日の放送回では、古典芸能界の“パイオニア”、日本舞踊家・藤間勘十郎(ふじま・ かんじゅうろう)と、尺八演奏家・藤原道山(ふじわら・ どうざん)をスタジオに迎える。演技・演奏の披露だけでなく、今年度から司会を務める高橋英樹の好奇心から繰り出されるトークも大いに盛り上がった。

11月6日放送、『にっぽんの芸能』歌舞伎再開に奮闘する日本舞踊家の藤間勘十郎はオリジナル舞踊を披露、尺八の貴公子・藤原道山はネットで話題の曲に挑戦 (C)NHK

11月6日放送、『にっぽんの芸能』歌舞伎再開に奮闘する日本舞踊家の藤間勘十郎はオリジナル舞踊を披露、尺八の貴公子・藤原道山はネットで話題の曲に挑戦 (C)NHK

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 藤間勘十郎は、日本舞踊藤間流の宗家家元として、全国の弟子を育て、自らも力強い舞踊で観客を魅了する舞踊のプロフェッショナルだが、それだけでなく、振付家として歌舞伎の舞台を作り上げるクリエイターでもある。コロナ禍で休演を余儀なくされた歌舞伎座で、感染防止対策と伝統的な芝居を両立させる重責を背負い、日々「新たな振付・ステージング」と向き合っている。

 さかのぼれば、1987年NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で政宗の幼少時代・梵天丸を演じた。ひとの心の痛みのわかるナイーブな少年の姿で日本中の視聴者の胸を熱くした“梵天丸”は、30年経てコロナ禍でもがく歌舞伎界で、俳優や演奏家たちと医療従事者をつなぐ、大切な役割を果たしている。番組では感染防止対策とステージの両立の苦労を語る。また、能を題材にしたオリジナルの舞踊「志度浦別離珠取(しどのうらわかれのたまとり)」を、スタジオを広く使った新演出で披露する。

 一方、藤原道山は、若手の尺八演奏家たちとのアンサンブル「風雅竹韻」を組み、インターネット上で楽譜が公開されている新曲「Longing from afar」(作曲: 藤倉大)を演奏。用いた譜面はなんと、タブレット。最新の邦楽演奏のスタイルについてもたっぷりと聞く。スタジオには、作曲家の藤倉大もロンドンの自宅からトークに参加。世界のどこにいてもできるアンサンブルについて大いに語る。邦楽のグローバルな可能性に、司会の高橋も思わず「音楽ってスゴイ!」と拍手喝采だった。

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