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伊集院光、ひとりラジオの難しさと快感「頑張ってさえいれば」 山里亮太と深夜に生対談

 タレントの伊集院光が、21日深夜放送のTBSラジオ『水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論』(毎週水曜 深1:00)に生出演。「ヤマサト秋のハン祭り」と題した企画で、審査委員長として参加を果たしたが、企画の途中では今のラジオ界、ともにひとりでラジオを担当しているというパーソナリティー同士ならではの深いトークが展開された。

伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

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 伊集院は同局で『月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月曜 深1:00)を長きにわたって担当しているが、21日に自身のツイッターで「思えば山里くんのジャンクに『出して』って言えるまで、ずいぶんかかったねえ。本(編集部注:養老孟司氏との著書『世間とズレちゃうのはしょうがない』)という言い訳があってよかった」とツイートしていた。

 こうした流れを受けての出演となったことから、伊集院は冒頭で「僕はどこかのタイミングで呼んでもらえると思いながら。こっち側も本が出たという口実があるからっていうことだったんだけど、呼ばれた企画が食いしん坊企画で…」と語った。

 「ヤマサト秋のハン祭り」の合間に、リスナーからのメールを受け付けるコーナーでは、You Tubeなどのコンテンツが発達する中でのラジオのあり方について質問が。伊集院が「TBSラジオの開局5周年くらいの時の街頭インタビューを聞く機会があったんだけど、これからのラジオについて、ほぼ全員『画が出ると思う』って言っていたんだけど、それって(テレビ)じゃん。それでテレビが出てきてもラジオは残っているから、結局ラジオは一生変わらないと思うんだよね。見えるラジオとかやったけど、結局ラジオはそのまま残されちゃうし残るんじゃないかなって。あと、意外にラジオはスマホ向きだっていう」との見解を披露。

 さらに「今後見てみたい山里の姿」について向けられると「いっつも思うんですけど、山ちゃんと真面目な話をしたいんだろうな。なんか予定はあるんだけど、予定調和だとつまらないから、アクシデントが起きて、戻したくても戻らなくて、それでも何か降りてくるみたいなのが普遍的に面白いし、それにかなわないと思う。聞いてみたいって言っている時点で、けっこう終わっちゃうところがあるんだろうな」と力説。

 伊集院は続けて「これが難しいところで、何もなくやったら面白いわけじゃないから。オレらはすごく神経質で、もともとはちゃんと(番組を)やりたいじゃない。それがどうしようもなる時の(面白さに)かなわない。だから(こうしたら面白いって)言ったもん負けみたいなところがあるよね。あと、山ちゃんは何をやってもやれそうな気がするから(見てみたい山里の姿は)本当のアクシデントとかだと思う」とコメント。

 山里から「伊集院さんは『何も話すことない』とおっしゃっている時も、なんとかできるのはなんでですか?」と直球の質問を受けると、伊集院は「ひとりしゃべりでなにもないって地獄だよね。それはダメなんだけど、途中で頑張ってさえいれば、急にできることがあるから、そうなった時の快感はひとりしゃべりの方が高い。それこそ1年目から、何もない日は何にもないっていう時に、ひとつのメールですごくなる時ってあって。勝手にすごいって言っているんだけど、そうなった時の快感って…だからラジオをやると思う」と語っていた。

 伊集院の『不毛な議論』出演に先がけ、20日放送の『伊集院光とらじおと』(月〜木 前8:30)のゲストコーナーに山里が出演。両番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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