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角川ドワンゴ学園、新ネット高校を来年4月開校 生徒数拡大で茨城・つくば市の廃校再活用「S高等学校」

 学校法人角川ドワンゴ学園は15日、“研究学園都市”茨城県つくば市にある筑波西中学校の廃校を再活用し、2021年4月に新たなネットの高校「S高等学校」(設置認可申請中/以下、S高)を開校することを発表した(茨城県つくば市作谷578番地2 学科は普通科 単位制・通信制課程)。

茨城県つくば市にネットの高校「S高等学校」を開校

茨城県つくば市にネットの高校「S高等学校」を開校

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 角川ドワンゴ学園は、2016年4月にネットの高校・N高等学校を開校し、生徒数1482人でスタート。「IT×グローバル社会を生き抜く“総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に対応した新しい教育を実践。授業やレポート提出をネットで行うことで自分のペースで学べる高校卒業資格のための必修授業のほかに、大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や、全国各地で行う職業体験も行い、ネットコースと通学コースが選択できる。

 開校から4年半を経て現在の生徒数は1万5803人となり生徒数が拡大。また、沖縄県にある伊計本校でのスクーリング時の教室と宿泊施設の受け入れ人数は2万人が限界で、キャパシティを超えることを見越し、今回、他県に新しい高校を開校するに至った。

 S高の“S”には「SUPER・SPECIAL・SHINE・SPECTACLE」など、さまざまな“S”を生徒一人ひとりが見つけ「自分だけの“S”を創れるように」という想いが込められている。校長には、エンジニア出身で、角川ドワンゴ学園のプログラミング教育を構築してきた吉村総一郎氏が就任。S高では、必修授業と課外授業をはじめ、学校行事や部活動、サポート体制、通学コースもN高と共通。スクーリングについては、S高生はつくば本校にて、N高生は伊計本校にて、それぞれ1回以上参加するほか、在籍する学校ごとに組まれた日程・会場
での参加となる。

 大井川和彦茨城県知事は「つくば市は、筑波大学やJAXA、産業技術総合研究所をはじめとした学術研究機関が集積する国内最大の“S”cience Cityであり、その強みを活かしイノベーションを創出する“S”tart Upが数多く生まれております。一方で、筑波山や近隣には全国第2位の面積を有する霞ケ浦など、豊かな自然に恵まれた地域でもあります。S高等学校の開校を機に全国から多くの若者が本県を訪れ、その環境に触れる中で、これからのIT・グローバル社会を生き抜く創造力を身につけ、茨城県から世界で活躍する人財が生まれることを期待しています」とコメント。

 吉村校長は「つくば市は、東京教育大学を前身とする筑波大学や、さまざまな研究機関がある筑波研究学園都市として有名で、宇宙開発やロボット開発をはじめ、多種多様な研究が行われています。大自然に囲まれた場所でもあり、筑波山の麓にあるS高等学校は校舎も広大です。本校スクーリングでは、そんなつくば市の魅力を活かした課外活動を予定しています。N高生の皆さんとこれから入学するS高生は、各コースでの学習をはじめ、ネット部活やイベント、Slackなどのコミュニティーで交流することになります。同じ角川ドワンゴ学園の生徒として、より豊かな学生生活を過ごすために、互いに謙虚な姿勢で敬意を持って接し、思いやりのある信頼関係を築いてください」と呼びかけた。

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