ボートレースの今村豊選手(59)が8日、東京・六本木のBOAT RACE 六本木 SIX WAKE HALで記者会見を行い、引退することを発表した。 山口県出身の今村選手は1981年5月にデビュー。「今村全速ターン」と呼ばれる全速ターンを身に着け、デビューから破竹の勢いを見せて“コーナーではスピードを落とす”という当時のボートレース界の常識を塗り替えた。24年目の2004年には、公営競技選手初の生涯獲得賞金20億円を突破した。39年の現役生活で通算2880勝、通算優勝回数は142回、SG優勝回数は7回、生涯獲得賞金は29億4144万6172円と歴史に残る活躍をした。
2020/10/08