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漫画『ホムンクルス』来年、実写映像化決定 カルト的人気で編集部も認める“問題作”

 累計発行部数400万部を突破している漫画『ホムンクルス』が、2021年に実写映像化されることが決定した。

漫画『ホムンクルス』実写映像化が決定 (C)山本英夫/小学館

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 2003年〜11年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載された同作は、記憶も社会的地位もなくした主人公の男が、頭蓋骨に穴を開ける実験「トレパネーション」を受け、その後、男の左目に人間の心の歪みが異形となり見えるようになってしまうという衝撃的なストーリー。

 原作者・山本英夫氏自身、連載にあたり西新宿でのホームレス生活や睡眠療法について学ぶなど綿密な取材を経て書かれており、編集部も「永遠の問題作」と認めるほど。人間の欲望や心の深部にまで踏み込み、人間の本質に迫る描写とストーリーが話題となり、カルト的人気を誇っている。

 山本氏は今回の実写映像化に「『ホムンクルス』の実写映像化、とてもうれしいです! ロボット、砂の化け物、水の器…造形は無機質ですが、それは潜在意識の集合体であり、人間より人間臭さが詰まった化け物たちです。実写でどう描かれるのか、とっても楽しみです!」とコメントを寄せた。

 また、18日まで、漫画アプリ『マンガワン』にて「ホムンクルス」の全巻イッキ読み企画が実施されている。

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