森永乳業は、粉ミルクとして初の宇宙日本食『森永ミルク生活(宇宙用)』が6月8日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)より認証を取得したことを9日、発表した。1920年の育児用ドライミルク(粉ミルク)の製造開始から“100年”の節目に快挙を達成した。 「宇宙日本食」は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する日本人宇宙飛行士のストレス緩和や、仕事の効率維持などのために開発されたもの。認証を受けるためには、栄養成分検査や1年半の保存試験などに合格し、JAXAXが設定する「宇宙日本食認定基準」をクリアすれば、宇宙日本食として正式に認証され、ISSに持ち込みが可能となる。
2020/09/09