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『24時間テレビ』 今年は“24時間募金ラン”を実施 発起人は高橋尚子

 今年の日本テレビ系『24時間テレビ43』(8月22日、23日放送)は、毎年恒例のチャリティーマラソンではなく、サーキットを周回する“24時間募金ラン”を実施することが、16日放送の同局系『行列のできる法律相談所』内で発表された。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子が発起人を務める。

『24時間テレビ43』に出演する高橋尚子、井ノ原快彦 (C)日本テレビ

『24時間テレビ43』に出演する高橋尚子、井ノ原快彦 (C)日本テレビ

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 実施内容は、24時間、公道ではない5キロの私有地を1周するごとに10万円を募金するというもの。参加メンバーは、放送当日に発表されるほか、「立候補ランナー」を1名募集する。チャリティー募金の趣旨に賛同できるタレント事務所やマネージメント会社に所属するアスリート・著名人が対象。

 史上初となる企画を立ち上げた高橋は「偽善と言われることもあるだろうし、こんな時期にマラソンをやる必要があるのかとか、いろんなご意見があると思うけど、どんな批判があっても動かないとゼロで始まらない。プラスになる人がいれば、それは意味があるんじゃないかなと思います。走ることで恩返ししたい」と熱弁。感染防止対策で、深夜帯には企画を実施しないという。

 先月6日の制作発表会見では、新型コロナウイルスの影響を受け、今年は恒例の公道を使用してのチャリティーマラソンを実施しないとのことで、総合プロデューサーの吉無田剛氏は理由に沿道応援での3密による感染リスクを挙げ「風物詩のあの形でのマラソンはできない」と結論に至ったことを説明していた。

 今年の同番組のテーマは『動く』。これまで通りのことができなくなった今、出演者・スタッフ心をひとつに“43回目”ではなく“新しい日常での1回目”という決意で新たな24時間テレビを届ける。会場は両国国技にて無観客にて開催される。

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