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秋元康氏『24時間テレビ』に新曲“盆踊り”書き下ろし 「究極のソーシャルディスタンス」

 22日、23日放送の日本テレビ系『24時間テレビ43「愛は地球を救う」』内の企画として、秋元康氏が作詞とプロデュースを手がける楽曲「ぐるり音頭」が完成した。ダンサー菅原小春による振り付け、加藤茶による歌唱で“夏の新定番”になりそうな1曲に仕上がっている。

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 2日目の23日夜の本番では、会場の両国国技館にやぐらが登場。背景のスクリーンには全国の視聴者が踊ってくれた盆踊り動画を表示し、集まれないけれど一体感のあるパフォーマンスを実現し、家でも楽しめる史上最大の盆踊り企画を実施する。

 今回の企画発表を受けて、3人がコメントを寄せた。

■秋元康氏
日本テレビから、24時間テレビでみんなを元気にする盆踊りをやりたいので、オリジナルの盆踊り曲をプロデュースして欲しいという依頼があった時「なるほど!」と思いました。盆踊りこそ、櫓(やぐら)を囲んで踊る人たちが、一定の距離を保って回る“究極のソーシャルディスタンス”だと思ったからです。みんながこの苦しい時代に俯(うつむ)くだけではなく、何かを始めるために、まず一歩、踏み出せるような曲にしようと思いました。

天気が悪くたって、そのうち、ぐるりと空模様が変わるよ、だから、頑張ろうと思えるような歌。昔、土曜日の夜の8時に「いい湯だな」を歌いながら「宿題やったか?」「歯を磨いたか?」と、やさしく微笑みながらテレビの向こう側から声を掛けてくれた加藤茶さんのことを思い出しました。どんなにつらいことがあっても。悲しいことがあっても、あの時の加藤茶さんの言葉に救われた人は多いでしょう。

加藤茶さんにソーシャルディスタンスを取りながら踊れる盆踊りの歌をうたってもらったら、きっと、日本中が元気になれるんじゃないかという曲を作りました。日本の夏、いつもの夏とは違いますが、せめて、テレビの前で加藤茶さんの歌声で盆踊り気分を味わっていただけたらと思います。

■加藤茶
24時間テレビの盆踊り企画の出演打診を受けたとき、お受けするかどうか、非常に悩みました。 それは、コロナウイルスが、いかにあっさりと大切な人を奪ってしまうということを 目の当たりにしてしまった僕にとって、簡単な決断ではありませんでした。 僕は、コロナウイルスが憎い。そして、怖い。ただ、秋元康さんがこの曲の歌詞に込めたメッセージを聞き、僕のように日々不安の中を過ごしている人を少しでも笑顔にできたら、と思ってオファーをお受けすることに決めました。

失われたものは戻ってこないし、なかなか以前の生活には戻れないけれど、いつかまた来る日常を願って、せめて来週日曜日はかつてのように、画面の前で、一緒に踊って笑いあいましょう。「手、洗ったか?」「マスク、したか?」「ソーシャルディスタンス、保てヨ!」。それでは、また来週 加藤茶

■菅原小春
言葉にできない叫びを、踊りに乗せて、一つになりたい。心が踊り一つになりたい。
一つになりたい! 一つになりたい! 愛し愛して、踊って地球を抱きしめよう!

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