女優の長澤まさみ、俳優の東出昌大、小手伸也が映画『コンフィデンスマンJP　プリンセス編』の大ヒット御礼舞台あいさつに参加。小手は“おなじみ”のスベり芸を披露して笑いを巻き起こした。

【写真】その他の写真を見る

　この日は、リチャード役の小日向文世が仕事の都合でリモート参加。代わりに小手が小日向の等身大パネルを持って舞台に上がった。ただ、誰からもツッコまれず、たまりかねた小手は「ちょっとお待ちください。みんな、リチャードが平面なのをツッコんだ方がいいんじゃないのか」と話し始めた。すると長澤は「じゃあ小日向さんのあいさつをお願いしてもいいですか？」とむちゃぶり。小手は「え〜っと…。小日向役のリチャードです」とものまねを交えて語ったが、盛大にスベった。小手は「申し訳ない」と平謝りだった。

　さらに途中で英語のせりふを再現するように振られ、小手は「どういうタイプのボケ方をすればいいんですか？」と悩みながら、中学生レベルの英会話を披露した。「貴重な時間を使って、僕をはずかしめる会ですか？」となげき、東出から「小手さんはコックリ（関水渚）が英語のスピーチをすると説明受けてましたけど、僕らに送られてきた台本だとここで小手さんに振るってなってた。みんな、『なるほど』って思ってました」と裏話を暴露していた。

　この日、舞台あいさつは全国201館に中継されていたが、会場には報道陣のみ。観客のリアクションがないため、小手は「ここにいる方々に、どう書かれるかが心配だ…。『盛大にスベる』みたいな…」と不安をいっぱいの様子。その様子に笑いが止まらない長澤は「いいじゃないですか。スベり芸ですもん」とフォローし、東出も「テッパンのね」と同調。小手は「テッパンのスベり芸って、どういうことですか！　芸人さんじゃないですよ…」と首をかしげるばかりだった。

　今作でダー子たちがしかける“オサカナ”は、世界有数の大富豪一族・フウ家。当主のレイモンド・フウが亡くなり、その残された遺産10兆円を狙い、コンゲームが行われる。さらに、今作から白濱亜嵐、関水渚、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也らが加わり、江口洋介、広末涼子、三浦春馬さん、竹内結子ら前作までのキャスト陣も出演する。

　舞台あいさつには、関水渚、田中亮監督、ジャッキーちゃんも参加した。

　また、映画第3弾となる続編の『英雄編』の製作の決定が、サプライズで発表された。