東京2020組織委員会は3日、2021年に延期となった『東京 2020 パラリンピック競技大会』の新たな競技スケジュールを発表した。開会式は21年8月24日午後8時から東京・国立競技場で行われ、9月5日の閉会式まで、12日間で22競技539種目を21会場で実施する。

　開会式翌日、大会1日目（8月25日）の最初のメダルイベントは、「自転車競技（トラック）女子C1-3 3000m パシュート」で、伊豆ベロドロームにてメダリスト第一号が決定する。同日は、水泳16種目、車いすフェンシング4種目、自転車競技（トラック）4種目の計24種目でメダリストが決定する。

　大会中盤、夏を締めくくる8月最後の週末、大会5日目（8月29日）は“ゴールデンサンデー”を迎え、大会期間中最多となる63種目のメダルイベントが行われる。陸上競技20種目、トライアスロン4種目、ボート4種目、水泳13種目、柔道5種目、車いすラグビー等の決勝種目が行われる。

　終盤に差し掛かる大会7日目（8月31日）には、61種目でメダルを争う。また、本大会から新競技として採用されるテコンドーの決勝は大会9日目（9月2日）、バドミントンの決勝は大会11日目（9月4日）に行われ、パラリンピック史上初となるメダリストが誕生する。

　閉幕日の9月5日には、マラソン男女決勝を含め、バドミントン、車いすバスケットボール男子、シッティングバレーボール女子、射撃の計15種目の決勝が行われる。最後のメダルイベントは、車いすバスケットボール男子決勝となる。