8月22日、23日に放送される日本テレビ系毎夏恒例『24時間テレビ』の制作発表会見が6日、都内で行われた。メインパーソナリティーはV6・井ノ原快彦（44）、NEWS・増田貴久（34）、Kis-My-Ft2・北山宏光（34）、ジャニーズWEST・重岡大毅（27）、King ＆ Prince・岸優太（24）に決定。グループも世代の垣根を超えた5人について、総合プロデューサーの吉無田剛氏は「パッと見ただけで、“愛される5人”」と自信を込めた。

　メインパーソナリティーは昨年末よりオファーされていたそうで、吉無田氏は「（当時は）今年2020年8月は東京五輪終わった直後、パラリンピックを控えた時期を想定していた。直前にリアルなものがあるなかで、リアルなものを誠実に伝えられるメンバー。グループの垣根を超えたスペシャルなメンバーがいいと5人を選ばせていただきました」と起用理由を説明。

　「言葉にすると難しいですが、視聴者の人と2020年という特別な年の『24時間テレビ』を一緒に、等身大で自分たちの言葉でしゃべることのできる、なによりパッと見ただけで、“愛される5人”だと感じて各グループからオファーさせていただきました」と胸を張る。

　しかし、新型コロナウイルスの影響で、オリンピック・パラリンピックが延期となり、状況も一転。「最初は戸惑うばかりでしたが結果的にこの5人でよかった。等身大でリアルな言葉を持っているという安心感というか、みなさんに少しでも笑顔を届けるオーラがある5人。結果的にこのご時世になって、いろいろな形で非常に見ている方にメッセージを伝えることのできる5人なのでは」と強調した。

　会見に出席した井ノ原は「20代30代、各グループの垣根を超えて集まったわけですけど、それぞれのリアルな気持ちでぶつかっていけたら。きれい事なしでしゃべってくれそうなメンバー」と信頼を寄せ、井ノ原と同じく3回目のメインパーソナリティーを務める副キャプテンの増田は「いつもと違った形になると思うけど、みなさんと、これから、どんなふうに動けるか、どんなふうに動けば明るい未来が待っているんだろうと、これから探して作っていきたい」と展望していた。