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池井戸潤『半沢直樹』6年ぶり最新作 大阪西支店時代を描く

 講談社は6日、池井戸潤氏による『半沢直樹』シリーズの6年ぶり最新作『半沢直樹 アルルカンと道化師』を9月17日に発売すると発表した。本作は『半沢直樹1 オレたちバブル入行組』(講談社文庫より発売中)につながる前日譚となる。

『半沢直樹』シリーズの6年ぶり最新作『半沢直樹 アルルカンと道化師』が9月17日に発売(C)講談社

『半沢直樹』シリーズの6年ぶり最新作『半沢直樹 アルルカンと道化師』が9月17日に発売(C)講談社

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 『半沢直樹』シリーズを原作としたTBS系日曜劇場『半沢直樹』は、19日よりスタート。前作では、東京中央銀行のバンカー・半沢直樹(堺雅人)が、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの子会社への出向を命じられるという衝撃の展開で最終回を終えたが、その後の展開に放送前から大きな期待が集まっている。

 その原作シリーズ最新作がついに登場。「やられたら、倍返し!」。突き上げる爽快感とともに、次々と明かされる真実に胸が熱くなる、まさに半沢シリーズの原点といえる作品に仕上がっている。

■ストーリー
時はさかのぼり、東京中央銀行大阪西支店在籍時代。半沢直樹が浅野支店長に土下座をさせ、奈落に突き落とす前のこと――。
半沢は、とある場所で静かにその落書きを見つめていた。モダンアート界の寵児・仁科譲の代表的なモチーフ「アルルカンと道化師」の絵だ。
ITベンチャー・ジャッカルが、資金繰りに苦しむ老舗の美術出版社を買収したいと申し入れてきた。取引先の救済策を思案していた半沢の前に浮上したこの買収話。半沢の意向を無視して、なぜか上司である支店長の浅野が強引に進めようとしている。
この一件、なにか裏があるに違いない。皮肉たっぷりにおどけるアルルカンと物悲しく微笑む道化師は、半沢に何を語りかけようというのか。謎めいた買収案件の秘密は、この絵の中に。

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