お笑いコンビの爆笑問題が、放送批評懇談会による第57回ギャラクシー賞のラジオ部門DJパーソナリティー賞を受賞し2日、同会のYouTube公式チャンネルで行われた最終結果発表会に喜びのコメントを寄せた。一夜明けた3日、太田光が感謝の気持ちを伝えた、地方局のパーソナリティーから反応があった。

　太田は「いやー本当にありがたいですね。もらえるとは思ってなかったですからね」とかみしめるように話しながら「横山コノヤロー」（RCCラジオ『平成ラヂオバラエティごぜん様さま』の横山雄二アナ）「あでー！」（WBSラジオ『つながるワイド　しそまるの全開！金曜日』の桂枝曾丸の言葉）「ホンマミーア」（ABCラジオ『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』パーソナリティー・三代澤康司アナが発する「ホンマミーア」への言葉と見られる）や、RBCiラジオ『ラジオBar 南国の夜』パーソナリティーの與古田忠と嘉大雅への言葉を紡ぎ、ラジオ愛をさく裂させた。

　これを受け、3日放送の『ごぜん様さま』では、ギャラクシー賞の受賞歴で“先輩”の横山アナが「おめでとうございます。自分の時は、そこまで感じなかったんだけど、ああやって映像を見ると厳かな賞だったんだなって。人の時に思うね。『スゲー』って」としみじみ。河村綾奈アナも「私たちのボス、大将が取ったぞみたいな、自分もうれしい気持ちになって、おすそ分けをいただけました」と声を弾ませた。

　その後に放送された『しそまるの全開！金曜日』でも、桂枝曾丸が「きのうね。太田さんが言った『あでー！』もニュースに載せてもらって、『南国の夜』のよこちゃん（與古田の愛称）と『ホンマミーア』まで載っていましたね。いろいろと気を遣っていただいて、ありがたいですね。こうして、横のつながりも大切にしながら…」と番組をスタートさせた。

　今回の選考理由に挙げられていたのは「『爆笑問題カーボーイ』『爆笑問題の日曜サンデー』を長年にわたりほぼ休むことなく毎週放送を続け、ラジオでもその確固たる存在感を示しています。radikoで全国の番組を聴き、自身の番組で話題にして各地のパーソナリティーと交流を深めるなど、SNSが隆盛の時代にラジオの場だけで大きな輪を作り上げ、ラジオに新しい広がりを生み出しました」。太田が作った輪は、確実に広がりを見せている。