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医療漫画『ゴッドハンド輝』9年ぶり新作 題材は「新型コロナ」作者自らが現場取材

 テレビドラマ化もされた医療漫画『ゴッドハンド輝』(作者:山本航暉)の新作が、9年ぶり(番外編除く)に17日発売の『週刊少年マガジン』(講談社)29号に掲載された。4週連続での集中連載で、タイトルは『ゴッドハンド輝〜沈黙のコロナ2020〜』。医師と新型コロナウイルスの戦いを描いたストーリーが展開される。

『週刊少年マガジン』でスタートした医療漫画『ゴッドハンド輝 〜沈黙のコロナ2020〜』

『週刊少年マガジン』でスタートした医療漫画『ゴッドハンド輝 〜沈黙のコロナ2020〜』

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 2001年4月〜11年10月まで同誌で連載していた同作は、名医が集い『ヴァルハラ』と称される病院を舞台に、新人外科医・輝と現代の理想の医療を描いた物語。輝は、伝説のゴッドハンド・真東光介の息子で、外科部長の指導や、ライバルとの競い合いを経て医師として成長し、父のようなゴッドハンドを目指していく。2012年に番外編が掲載され、コミックスは全62巻で累計900万部を突破。2009年にTBS系で平岡祐太が主演、水川あさみらが出演するテレビドラマが放送された。

 今回、集中連載となる『ゴッドハンド輝〜沈黙のコロナ2020〜』は、世界中を恐怖と混乱に陥れる新型コロナウイルスを題材にし、輝を含めた医師たちと発生した新型コロナウイルスの戦いを真正面から描いたストーリーを展開。手術の様子や外出自粛で街中から人々が消えた社会の様子などが描かれる。

 また、作者自身が、新型コロナウイルスに関して医療従事者などへ取材をした上で漫画化しているため、キャラクターのセリフは「コロナ自体はよくある風邪のウイルスのひとつですけど…新型ですからね…」「どんなウイルスでどの薬が効くのかもわからないうえ…世界中の誰も抗体を持っていないってコトですもんね」などと、現在の新型コロナウイルスについてわかりやすく解説している。

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  • 漫画『ゴッドハンド輝』コミックス第62巻

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