タレントの中居正広が、9日放送のニッポン放送『中居正広 ON ＆ ON AIR』（毎週土曜　後11：00）に出演。かつてドラマ『味いちもんめ』（テレビ朝日系）で共演していた岡江久美子さんが、先月23日に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったことを受けて「残念としか言いようがない」と偲んだ。

　中居は「本当にたまたま、後付けじゃないんですよ。正直な感じなんですけど…」と前置きした上で「朝の6時から夕方6時から全部ニュースやっていますよね。こういう時に『はなまるマーケット』みたいな番組があったら良かったなって、4月の真ん中くらいに思って」と回顧。「『はなまる』って、事件とか事故を放送しない情報番組だったの。トークあり料理ありの。20代30代の時は『はなまる』の良さがわからないのよ。ギラギラしているから。でも、こういう時に『はなまる』みたいな番組があったら、今はそっちを見ているんだろうなとふと思った」としみじみと語った。

　岡江さんの飾らない人柄にも触れ「好きな人だったかな。そこら辺の身近にある評価のためだけに、お話するような人じゃなかった。そういう風に小さな評価（を気にする）人じゃなかったから好きだったのかな」とコメント。「ライブに来てくれたことがあったんですよ。『味いちもんめ』やっている時。楽屋に娘さんを連れてきてくれたんですよ。ほかのメンバーは、僕らの世代の女優さんとかが来ていたんですけど、『味いち』っておばちゃんとおじちゃんに囲まれながらのドラマだったので。その時に『よくわからないけど、中居くん良かったよ。ごめんなさいねって。若くなくて』みたいなことを言ってくれましたね」となつかしんでいた。