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RADWIMPS野田は「75%ぐらいの雨男」 『天気の子』ビジュアルコメンタリー一部公開

 2019年興行収入1位の大ヒットを記録したアニメーション映画『天気の子』(興行収入約140.5億円)のBlu-ray&DVDが5月27日に発売される。このたび、Blu-ray コレクターズ・エディションに収録される映像特典として撮り下ろされた、醍醐虎汰朗森七菜RADWIMPSによる<ビジュアルコメンタリー>の一部が公開された。

『天気の子』Blu-ray コレクターズ・エディション(5月27日発売予定)の映像特典より。ビジュアルコメンタリーの一部を公開(C)2019「天気の子」製作委員会

『天気の子』Blu-ray コレクターズ・エディション(5月27日発売予定)の映像特典より。ビジュアルコメンタリーの一部を公開(C)2019「天気の子」製作委員会

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 ビジュアルコメンタリーは、本編を視聴しながら、アフレコ収録を振り返ったり、音楽の制作秘話を明かしたり、醍醐と森が音楽について質問をすれば、RADWIMPSは声の演技について質問をするなど、出演者と音楽制作者がそれぞれの立場で語り尽くした貴重な映像コンテンツ。

 冒頭では、陽菜が“100%の晴れ女”であることにちなみ、「森嶋帆高役の醍醐虎汰朗です。100%の雨男です。」、「天野陽菜役の森七菜です。100%の晴れ女です。」、「音楽を担当しましたRADWIMPSのヴォーカル、ギターの野田洋次郎です。75%ぐらいの雨男です。」と天気の子らしい自己紹介からスタート。

 本編が始まって間もなく、帆高が編集プロダクションで働き始めたところで流れる主題歌のひとつ「風たちの声」が流れると、森が「はじまったー!」と拍手。醍醐も初めて曲を聞いた時「鳥肌がたった」と言い、「(音楽がついた映像を)その部分だけ携帯に撮って何度も聞いた」と明かした。

 音楽を聞いて醍醐が感動していた様子を森が明かすと、醍醐は「恥ずかしいじゃん! なんかテンション上がっちゃって…」と顔を赤らめる場面も。この「風たちの声」は最後に追加された曲だったそうで、このシーンに使われることが決まったのは映画公開の約5ヶ月前となる19年の2月だったという。曲の追加が決まったのも18年のクリスマス頃だったと言い野田は「(この時期は)生きた心地がしなかった」と当時を振り返った。

 声優初挑戦の醍醐と森は、毎日のようにアニメを見て練習、勉強していたという醍醐、森に野田が「じゃあ『君の名は。』も観た?」と聞くと、ふたりとも「何回も」と答え、醍醐が「はじめの頃は、(瀧役の)神木さんを声マネし練習したこともあった」と言う。

 このほかにもオーディションで演じたシーンや、実は陽菜の来ているノースリーブのパーカーはジッパー付きとなしがあること、新海監督の猫マークが陽菜の家の冷蔵庫に貼られていること、醍醐と森も尊敬する人気声優・梶裕貴からもらったアドバイス、そしてRADWIMPSの桑原、武田が声の出演を果たしたシーンや経緯なども明かされる。

 コレクターズ・エディションの映像特典は合計11時間の大ボリューム。ほかに、作品の設計図ともいえる新海誠監督による<ビデオコンテ>、『天気の子』が完成するまでの約1年間の制作過程を追った<メイキングドキュメンタリー>、新海監督とフリーアナウンサーの有働由美子氏による公開後の今だからこそ語ることのできる<「新海誠監督×有働由美子 反省会!」〜映画『天気の子』を語り尽くした“ソノサキ”に〜>、国内や海外での舞台あいさつを記録した<イベント記録映像集>、“映画の着想点”や“物語が生まれる工程”など、監督の制作日誌をもとに創作の秘密に迫る<新海誠監督講演会「『天気の子』−物語の起点―」>を収録。

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関連写真

  • 『天気の子』Blu-ray コレクターズ・エディション(5月27日発売予定)の映像特典より。ビジュアルコメンタリーの一部を公開(C)2019「天気の子」製作委員会
  • 醍醐虎汰朗、森七菜(C)2019「天気の子」製作委員会
  • 醍醐虎汰朗、森七菜、野田洋次郎、桑原彰、武田祐介(C)2019「天気の子」製作委員会
  • 『天気の子』Blu-ray コレクターズ・エディション(5月27日発売予定)(C)2019「天気の子」製作委員会

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