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『キン肉マン』新型コロナで休載へ 執筆作業の“3密”懸念「平常運転で続けることはできない」

 人気漫画『キン肉マン』などで知られる漫画家・ゆでたまご(原作・嶋田隆司、作画・中井義則)が13日、週刊プレイボーイの公式サイト『週プレNEWS』を通して、新型コロナウイルスの影響で執筆作業に影響が出たことから『キン肉マン』の更新(連載)を約1ヶ月間以上、休載することを発表した。

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 公式サイトでは「突然のことで大変恐縮なのですが、私たちゆでたまごのふたり、及び我々のスタッフ、集英社の週プレNEWS編集部との話し合いの結果、来週4月20日から約1ヶ月の間、状況によってはそれ以上、更新を休載させていただくことになりました」と説明。

 理由は「4月7日に発令された緊急事態宣言など、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の社会情勢に鑑み、漫画原稿の執筆作業をこのまま平常運転で続けることはできない、と判断させていただくに至ったからです」と伝えた。

 さらに「我々の漫画原稿は原稿用紙に直接執筆スタイルなのでスタジオに大勢のアシスタントを集めて、毎週数日、長時間にわたり籠って、作画担当の中井を中心に指示をやり取りしながら作業を進めていく形を今も続けています」と作業の詳細を明かし「それがいわゆる“3密”すべてに当てはまるのではないかというのがひとつ」とした。

 続けて「その作画アシスタントをはじめとするスタッフの中にはご高齢の家族と同居している者もたくさんいます。日々の通勤により、彼らスタッフとその家族すべてに感染のリスクを負わせるのは忍びないという思いもあります」と伝えている。

 また、特別な想いとして「私たちは漫画を通して”友情パワー”ということをずっと伝えてきましたが、じゃあこういう時に何ができるか、何をすべきかということをふたりで考えた上で、緊急事態宣言が発令された今だからこそ、あえて『何もしない友情』というのもあるんじゃないかと」とし「今は日本のみならず世界の人が不要不急の外出を避ける。『何もしない』という行為を率先してやるのが最大の友情ではないかと考えました。ずっと家にいて私たちの漫画を楽しみにしてくれる方には大変申し訳ない気持ちもありますが、今はどうか、そのような私どもの判断にご理解をいただければと思います」と語った。

 最後に連載の更新再開は5月18日から予定していることを伝えて「みんなの友情パワーでウイルスなんてぶっとばせ! へのつっぱりはいらんですよ!」と呼びかけた。

 『キン肉マン』は、人間を超越した存在・超人“キン肉マン”こと主人公のキン肉スグルが、仲間の正義超人とともに、次々に立ちはだかる強敵とリング上で戦っていく、プロレスを基礎とした格闘ギャグ漫画。

 ゆでたまごによる合作作品のデビュー作で、『週刊少年ジャンプ』で1979年5月から87年5月まで掲載。その後、98年より『週刊プレイボーイ』で『キン肉マンII世』、2011年より『週プレNEWS』で『キン肉マン』の再復活シリーズをスタート。テレビアニメ『キン肉マン』が1983年〜86年、『キン肉マン キン肉星王位争奪編』が91年〜92年にかけて放送された。

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