今、絶対に聞くべきポッドキャストを見つける、日本初の大規模ポッドキャストアワード『JAPAN PODCAST AWARDS2019』の結果が10日に発表され、『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』（COTEN RADIO）が大賞とSpotify賞のダブル受賞を果たした。

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　応募条件は「オリジナルの音声コンテンツであること」「2019年1月1日〜12月31日までの間に、1回でも世に配信されていること」「日本語圏に向けた音声コンテンツであること」の3つ。エントリーされたすべての作品を実行委員会がヒアリングし、ノミネート20作を選出し、選考委員による最終審査で、最も多くポイントを獲得した作品が大賞を受賞することとなった。

　審査員は、フリーアナウンサーの宇垣美里、テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏、プログラマーの竹中直純氏、ジャーナリストの古田大輔氏、LINE取締役CSMO（最高戦略・マーケティング責任者）の舛田淳氏、WEDのPrincipal, CEO・山内奏人氏、アイドルグループ・アンジュルムを卒業した和田彩花が担当。新型コロナウイルス感染拡大の抑止に伴い、参加者の安全と健康を最優先に考え、大賞候補作品のポッドキャスターにzoomを利用して参加する、オンライン授賞式、無観客の形で行われた。

　大賞作品はあす11日の午後5時40分から午後7時30分まで、ニッポン放送でオンエア。大賞に対する、選考委員の主なコメントは以下の通り。

■宇垣美里
なんといってもテンポがいい！　合いの手が絶妙だからこそのグルーブ感。偉人の知られざる一面をおもしろおかしく知ることでなんだか身近に感じられて、好きになってしまった。なんかあっても「まあ偉人って基本大器晩成だしなあ」って思える新たなマインドも獲得できた。

■佐久間宣行
単純に面白いです。情報番組というよりは歴史エンタメ。語り口もテンポよく明快で、聞いていて楽しい。欠点がなくて、総合的にとてもレベルが高い音声コンテンツだと思います。いろんな展開もできそうですね。

■舛田淳
なんといっても深井さんの歴史愛。使命感といってもいい。そして樋口さん、ヤンヤンさんとのバランスの良さ。飽きさせない。あのガンディが弁護士時代にイケてなかったというのも勉強になりましたし、別回の通貨シリーズがさらにいい。1 つのテーマで横断的に歴史を語るアプローチは今までとまた違った歴史の面白みを与えられるんじゃないか。ニッチだけど間口が広い作品。