サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』発のグローバルボーイズグループ・JO1（ジェイオーワン）が4日、デビューシングル「PROTOSTAR」発売記念で生配信を行い、デビューを迎えた心境を明かした。

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　昨年9月25日にTBS系で初回放送されて以降、約3ヶ月にわたって熾烈なバトルを繰り広げ、“国民プロデューサー”と呼ばれる番組視聴者による累計約6500万票の投票によって練習生101人の中から選ばれたメンバーは、豆原一成（まめはら・いっせい）、川尻蓮（かわしり・れん）、川西拓実（かわにし・たくみ）、大平祥生（おおひら・しょうせい）、鶴房汐恩（つるぼう・しおん）、白岩瑠姫（しろいわ・るき）、佐藤景瑚（さとう・けいご）、木全翔也（きまた・しょうや）、河野純喜（こうの・じゅんき）、金城碧海（きんじょう・すかい）、與那城奨（よなしろ・しょう）の11人。グループ名は「PRODUCE 101 JAPANで一緒に上を目指した練習生が1つになって、世界の頂点を目指していく」という意味を込めて「JO1」と名づけられた。

　「PROTOSTAR」は3月3日付オリコンデイリーランキングで1位に輝いた。生配信中に金城が1位獲得を発表するとメンバーは大盛り上がり。川西は「『PRODUCE 101 JAPAN』から支えていただいて本当にうれしい。これからも僕たちは頑張る。応援してもらいたいです」と感謝し、鶴房は「1位はなかなかなれないこと。正直、実感はないんですけど1位取れたのはJAM（ファンの総称）のみなさんのおかげ。僕たちも、まだまだ直さないといけないところがあったり、実力を上げなきゃいけないと思う。これから支えていただければ幸いです」と呼びかけた。

　JO1としての目標について川尻は「僕らの目標は世界で活躍グループになること。一歩ずつ歩を進めるという意味で、まずは日本で活躍できるグループになりたい」と思いを語った。

　メンバーは配信終了後に取材に応じ、デビューの反響について鶴房は「父親から、すんごい長文が。読むのに3分ぐらいかかりました。きょうまでのことが書いてあった。さすがに涙ぐみました。『今、バスで移動しているのに涙ぐんだやん』って返しました（笑）」と照れくさそうにエピソードを披露。佐藤は「お母さんから『デビュー、おめでとう。生配信で1つだけ言ってほしいことがある』と。お母さんの名前が文代（ふみよ）なんですけど、デビューの日が令和2年3月4日なので『ふみよって言って』と」と明かし、メンバーから歓声が上がっていた。

　オリコンデイリー1位の獲得について豆原は「本当に1位になれるとは思っていなかった。僕たちも必死にデビューまで、一つひとつ乗り越えてきた。ひたすらに頑張ることしか考えてこなかったので、1位になれたのはうれしいですし、不思議な気持ちです」と心境を語る。最後にリーダーの與那城は「まだデイリー1位。これからウイークリー、マンス、イヤーと飽くなき探究心で僕たちはやっていきます。まだ、スタートラインに立ったばかり。満足せずに駆け抜けたい」と力強く宣言していた。

　デビューシングル「PROTOSTAR」には「ツカメ〜It’s coming〜（JO1 ver.）」のほか、新曲の「無限大」「Running」「La Pa Pa Pam」は収録されている。

■デビューを迎えてのメンバーのコメント

豆原一成：デビューする前にファンミーティング、ミュージックビデオやCMの撮影、たくさんの取材を受けさせてもらった。デビューをすることによって、いろんな方が僕たちを見ると思う。デビューすることによって、JAMのみなさんに恩返しがやっとできるんじゃないかと思っているので本当にうれしい。これから、もっともっとたくさんのJAMのみなさんに会えていけたらと思っています。

川尻蓮：僕らがデビューできたのはファンのみなさんのおかげというのを忘れず、これからもファンのみなさんに元気をもらいながら、一生懸命やっていけたらと思います。

川西拓実：感謝の気持ちを常に持ってやらないといけない。変わらなく、ずっと思っているのは自分がステージに立って、たくさんの人に幸せや感動を与えたいです。

大平祥生：本当にたくさんの方に愛されていることを意識する。僕がメンバーに選ばれてファンのみなさんから幸せをもらった。今度はみなさんに恩返し。僕からファンのみなさんに幸せを与えられるように頑張りたい。

鶴房汐恩：オーディション時代から応援していただいて、投票していただいて、デビューできた。JO1のメンバーが決まってデビューなんですけど、まだ初々しい。これから登っていく階段もいっぱいある。これまで幸せをいただいたので、これからは恩返しをしていきたいです。

白岩瑠姫：僕たちはデビュー前から、たくさんのお仕事をさせていただいた。それって、当たり前じゃない。『デビューしていない』という言い訳は通用しない。今まで以上に気を引き締めて、こんなステキなプレゼントをしてくださる関係者の方、ファンの方を悲しませない結果を更新し続けていきたい。僕らも頑張りますので、ついてきてほしいなと思います。

佐藤景瑚：ようやく、この日が来た。ようやくスタートラインに立てたなと思います。まだまだ頑張って、目指すは世界なので、これからも応援よろしくお願いします。

木全翔也：デビュー前から、いろいろお仕事をさせていただいた。これから、もっとお仕事が増えて、僕たちを知らない方にも見られるので緊張もしているんですけど、ワクワクしている気持ちもある。もっと気を引き締めて頑張らないといけないなと思いました。

河野純喜：番組のときは練習生と呼ばれた。きょう、やっと僕たちはデビュー。アーティストと名乗っていい人になれた。その分、いろいろな責任があると思う。ファンの方、JAMのみなさんに愛されている実感があるので、JAMのみなさんが『自慢のJO1』と思えるようなグループであり続けたい。そのために、きょうから全力で頑張りたい。

金城碧海：ここに至るまで、たくさんの取材やCMをさせていただいた。すごくいい経験をさせてもらった。関わってくださる方が「こんなことないよ」と言われる。僕たちも初めてで、すごくうれしくて真剣に取り組んだ。僕たちの魅力をSNSだったりで、いろんな方に広めてくださったファンのみなさんのおかげだと思う。感謝の気持ちを忘れずに頑張って精進して行こうと思います。

與那城奨：やっとデビュー。もうアマチュアではなく、プロとして活動していきます。その上で、気を引き締めて行かないといけない。期待をしてくださるみなさんを裏切らないように日々、チームとして改善していきたい。これから応援をよろしくお願いします。

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