女優の川口春奈（25）が20日、都内でノバルティスファーマの『重症花粉症アンバサダー就任』イベントに参加した。

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　昨年、自身のインスタグラムに花粉に苦しむ姿をアップしていたことから、アンバサダーに就任する運びとなった。ティッシュをわしづかみし、鼻に押し付けるというインパクトのある写真だったが、川口は「あれが日常」とあっけらかんと語っていた。同社の社長がインスタを絶賛すると、川口は「上げてよかったのかな」と照れ笑いしていた。

　現在、放送中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に帰蝶（濃姫）役で出演している。MCから「忙しいでしょ？」と話題を振られると、川口は「いえいえ全然！」と満面の笑みで返答。ただ、花粉症については「ヒドくて…。本当にキツい。始まったな、という感じ」と2〜3日前から苦しめられていることを告白していた。

　過去に、薬物治療、アレルゲン免疫療法、手術療法の全てを試したという。仕事にも支障があるそう。スギの木が目の前にある現場で撮影をしていた際のことを振り返り「みるみるうちに目がジュクジュクしてきたりして、顔がつながらなくなってきちゃって…。メイクさんとかに、ご迷惑をおかけした」とぽつりとつぶやき「気分的にも落ち込みます。ヒドいときはコンタクトも入らないので」と悲痛な思いを口にしていた。

　「一度なると治るのは難しい。ずっと、この先も付き合っていかないといけないもの。まず自分の体のことを理解して、自分の体に合った治療法を出会うのが一番うまい付き合い方かな」と花粉症との向き合い方について語っていた。

　イベントの最後に川口は「今年こそ （重症）花粉に勝って 春うらら」という川柳を読み上げた。「そろそろ春うららしたいな、と。怖くてお花見とか行けなかったりする。勝ちたい。勝ってみたい」と熱弁した。

　川口が出演するCMは、15日から放送中。小学生のころから花粉症だという川口はアンバサダー就任した意気込みを問われると「長年、花粉症に悩む1人。かなりやる気が湧いております。一緒に、この春を乗り切りたい」と力強く宣言し、呼びかけた。