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神田松之丞改め六代目伯山、真打ち昇進までの半年間に密着

 講談師の神田松之丞が11日に真打ち昇進と同時に六代目神田伯山(はくざん)を襲名。きょう16日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(毎週日曜 後11:00)では、松之丞が、“大名跡”六代目・神田伯山になるまでの半年を追った。

16日放送の『情熱大陸』で神田松之丞改め六代目伯山に密着(C)MBS

16日放送の『情熱大陸』で神田松之丞改め六代目伯山に密着(C)MBS

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 講談は歴史的なお家騒動や討ち入りの話を聞かせる日本の伝統芸能で、同じ話芸の落語と比べて固く、とっつきにくいというイメージを持つ人も少なくなかった。しかし、伯山の講談を聴くとその認識は一変する。軽快な毒舌を交えたマクラ(小話)で爆笑させ客の心をつかんだかと思うと、講談では一転。熱のこもった語り口と怪演で登場人物たちを生き生きと蘇らせる。

 独演会のチケットは即時完売。“いま最もチケットの取れない講談師”として注目を集める。さらにその語りの才能は、ラジオやテレビなど、さまざまなメディアで開花。代名詞となったラジオ番組では、予定調和をものともしない語りが人気で、ユーモアに裏打ちされた毒舌に魅せられたファンも数多い。そんな伯山は、基本的にメディアへの露出は「講談を広く知ってもらうため」と言い切る。

 今、最も力を入れているのが「連続物」と呼ばれる、長い物語を何日もかけて披露する講談。今年1月、真打ち昇進を間近に控えて挑んだのが「畔倉重四郎(あぜくらじゅうしろう)」。全19話、5日間連続で、物語の長さはのべ10時間にも及ぶ大ネタだ。体力的にも精神的にも厳しい公演を完遂することはできるのか。
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