“スーパー戦隊祭”から“スーパー戦隊MOVIEパーティー”と改称し、3年ぶりに復活したスーパー戦隊VS（バーサス）映画シリーズ最新作と、新スーパー戦隊の前日譚を描いた2作同時上映作品『劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー／魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』（8日公開）の東映特撮ファンミーティング前夜祭が7日、都内で開催。俳優の一ノ瀬颯、兵頭功海らが参加した。

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　現在、放送中の『騎士龍戦隊リュウソウジャー』で一ノ瀬はリュウソウレッド／コウ、綱啓永はリュウソウブルー／メルト、尾碕真花はリュウソウピンク／アスナ、小原唯和はリュウソウグリーン／トワ、岸田タツヤはリュウソウブラック／バンバ、兵頭はリュウソウゴールド／カナロを演じている。

　追加戦士として『リュウソウジャー』に参加し、演じるカナロは“婚活”に励むという異例のキャラクターで、本作でも『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』の奥山かずさ演じるパトレン3号／明神つかさとの共演シーンが話題となっていた。同シーンについての裏話を問われた兵頭は「予想通りでしたよね（笑）。映画でも期待通りの通常運転」と苦笑いで“失敗”を匂わせていた。

　また、1年前の自分に言いたいことを問われると兵頭は「1年前、自分以外のメンバーは撮影をしていた。でも、自分は1番、最初のオーディションぐらい」と振り返り「そのとき、レッドのオーディションだと思って受けていた。ニュースを見ていなくて、決まっていると知らなくて…。赤を頑張って取ろうと思ったら、置いてある台本は追加のオーディション。赤じゃないんだって思った」とぶっちゃけ。それでも、追加戦士として輝きを放っており「カナロという役が愛されるキャラクターになった。ゴールドやってよかったぞって言いたいですね」としみじみと口にしていた。

　『リュウソウジャー』も残すところは4話のみ。最後に兵頭は「いい意味で裏切れる。戦隊を愛してくれる人が『こんな感じになるのかな』というのを全部、裏切る。そして最終回に進んでいきます」と見どころを熱く語っていた。

■ストーリー
　ギャングラーの残党“ガニマ”により、ティラミーゴたち騎士竜が、金庫に閉じ込められてしまった！　騎士竜を助け出すために、ガニマと戦うリュウソウジャーたち。しかし、金庫に囚われた騎士竜の力を発動したガニマのパワーに圧倒されてしまう。ガニマを追うバンバとトワの前に現れる国際警察の圭一郎。戦いで傷ついたコウに快盗として協力する魁利。囚われた騎士竜たちに危機が迫る中、3大スーパー戦隊が期せずして出会うことになった。騎士・快盗・警察が入り乱れ、熱くクールなバトルを繰り広げる。