『PARCO劇場 お披露目&オープニング・シリーズ記者会見』が15日、東京・渋谷PARCO劇場で行われた。会見には、渡辺謙、宮沢氷魚、森新太郎、石田明、三谷幸喜、吉田一輔、大泉洋、山本耕史、竜星涼、長田育恵、宮藤官九郎、河原雅彦、生瀬勝久、池田成志、古田新太、前川知大、杉原邦生、市川猿之助、天海祐希、G2が出演し、豪華共演が実現した。
まずは渡辺が「この劇場は僕にとっての演劇人生にとってのエポック。一体どんな劇場が出るんだろうとドキドキしていたのですが、上がってきて、楽屋を見て、ちょっと新しい劇場で雰囲気変わっちゃうんだなと一抹の不安がありました。急いでここに来ると、本当にPARCOが戻ってきたんだなと、喜びと緊張がないまぜになった気持ちです」としみじみ。「いす一つひとつに命を吹き込んでいかないといけない。とにかく僕たちは万全の準備をして、初日を迎えたいと思います」と呼びかけた。
続けて登場した三谷は「新しくできたPARCO劇場のシステムについてご説明させていただきます」と切り出すと「携帯を鳴らした瞬間、8万ボルトが流れます。あとは、レーザー銃が用意されていて、寝てしまったマスコミ関係者を狙い撃ち。緞帳(どんちょう)なんですけども、必要のないカーテンコールが3回以上続いたら、降りてくる」とでたらめな説明で笑いを誘った。
三谷作品に出演する大泉は「私は初めてなのですが、二十歳の頃に演劇を北海道でやっていた時にとにかく憧れで見ていたPARCO劇場についに出るのかなと感慨深い気持ちです。ただ、昔と何が違うかまったくわからないので、そういった意味では感慨がないのですが」とニヤリ。「ものすごく豪華なラインナップの発表会で、謙さんから始まっているわけですから、主演なさる俳優さんばかりが入る楽屋があるんだと思ったら、そんなに楽屋がないんですよね。立派な楽屋ですけど」といたずらっぽく笑った。
渋谷PARCO建て替えのため、2016年夏から休館していたPARCO劇場が24日より開場。24日からのこけら落とし公演『志の輔らくご〜PARCO劇場こけら落とし〜』、2月12日からの『ラヴ・レターズ〜こけら落としスペシャル〜』に続き、3月13日から来年5月上旬まで、オープニング・シリーズとして、全14作品を上演する。
会見の司会は藤井隆が務めた。
■上演ラインナップ
・『ピサロ』
期間:2020年3月13日〜4月20日
作:ピーター・シェーファー、翻訳:伊丹十三、演出:ウィル・タケット
出演:渡辺謙、宮沢氷魚、栗原英雄、和田正人、大鶴佐助、首藤康之、長谷川初範 ほか
・『佐渡島他吉の生涯(さどじまたきちのしょうがい)』
期間:2020年5月
原作:織田作之助「わが町」より、脚本:椎名龍治、潤色:森繁久彌、演出:森新太郎
出演:佐々木蔵之介ほか
・三谷幸喜 三作品連続公演
『大地』
期間:6月20日〜8月8日
作・演出:三谷幸喜
出演:大泉洋、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、濱田龍臣、小澤雄太、まりゑ、相島一之、浅野和之、辻萬長
PARCO MUSIC STAGE『三谷幸喜のショーガール』
期間:7月16日〜8月7日
作・演出:三谷幸喜、振付:本間憲一、作曲・編曲:荻野清子
出演:川平慈英、シルビア・グラブ
演奏:荻野清子(ピアノ)、一本茂樹(ベース)、萱谷亮一(ドラムス)
三谷文楽『其礼成心中(それなりしんじゅう)』
期間:8月13日〜8月20日
作・演出:三谷幸喜
出演:竹本千歳太夫、鶴澤清介、吉田一輔ほか
・『ゲルニカ』
期間:2020年9月
作:長田育恵、演出:栗山民也
・ねずみの三銃士最新作(タイトル未定)
期間:2020年10月
作:宮藤官九郎、演出:河原雅彦
出演:生瀬勝久、池田成志、古田新太ほか
・前川知大作・演出作品
期間:2020年11月
作・演出:前川知大
・『チョコレートドーナツ』
期間:2020年12月
作:トラビス・ファイン、脚本:谷賢一、演出:宮本亞門
・『志の輔らくご in PARCO 2021』
期間:2021年1月
出演:立川志の輔
・『ラヴ・レターズ』
期間:2021年1月
作:A.R.ガーニー、訳:青井陽治、演出:藤田俊太郎
・『藪原検校(やぶはらけんぎょう)』
期間:2021年2月〜3月
作:井上ひさし、演出:杉原邦生
出演:市川猿之助ほか
・『レディ・マクベス(仮題)』
期間:2021年3月〜4月
作:ジュード・クリスチャン 演出:ウィル・タケット
出演:天海祐希ほか
・中井貴一主演作品
期間:2021年4月〜5月
演出:G2
出演:中井貴一ほか
まずは渡辺が「この劇場は僕にとっての演劇人生にとってのエポック。一体どんな劇場が出るんだろうとドキドキしていたのですが、上がってきて、楽屋を見て、ちょっと新しい劇場で雰囲気変わっちゃうんだなと一抹の不安がありました。急いでここに来ると、本当にPARCOが戻ってきたんだなと、喜びと緊張がないまぜになった気持ちです」としみじみ。「いす一つひとつに命を吹き込んでいかないといけない。とにかく僕たちは万全の準備をして、初日を迎えたいと思います」と呼びかけた。
続けて登場した三谷は「新しくできたPARCO劇場のシステムについてご説明させていただきます」と切り出すと「携帯を鳴らした瞬間、8万ボルトが流れます。あとは、レーザー銃が用意されていて、寝てしまったマスコミ関係者を狙い撃ち。緞帳(どんちょう)なんですけども、必要のないカーテンコールが3回以上続いたら、降りてくる」とでたらめな説明で笑いを誘った。
三谷作品に出演する大泉は「私は初めてなのですが、二十歳の頃に演劇を北海道でやっていた時にとにかく憧れで見ていたPARCO劇場についに出るのかなと感慨深い気持ちです。ただ、昔と何が違うかまったくわからないので、そういった意味では感慨がないのですが」とニヤリ。「ものすごく豪華なラインナップの発表会で、謙さんから始まっているわけですから、主演なさる俳優さんばかりが入る楽屋があるんだと思ったら、そんなに楽屋がないんですよね。立派な楽屋ですけど」といたずらっぽく笑った。
渋谷PARCO建て替えのため、2016年夏から休館していたPARCO劇場が24日より開場。24日からのこけら落とし公演『志の輔らくご〜PARCO劇場こけら落とし〜』、2月12日からの『ラヴ・レターズ〜こけら落としスペシャル〜』に続き、3月13日から来年5月上旬まで、オープニング・シリーズとして、全14作品を上演する。
会見の司会は藤井隆が務めた。
■上演ラインナップ
・『ピサロ』
期間:2020年3月13日〜4月20日
作:ピーター・シェーファー、翻訳:伊丹十三、演出:ウィル・タケット
出演:渡辺謙、宮沢氷魚、栗原英雄、和田正人、大鶴佐助、首藤康之、長谷川初範 ほか
・『佐渡島他吉の生涯(さどじまたきちのしょうがい)』
期間:2020年5月
原作:織田作之助「わが町」より、脚本:椎名龍治、潤色:森繁久彌、演出:森新太郎
出演:佐々木蔵之介ほか
・三谷幸喜 三作品連続公演
『大地』
期間:6月20日〜8月8日
作・演出:三谷幸喜
出演:大泉洋、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、濱田龍臣、小澤雄太、まりゑ、相島一之、浅野和之、辻萬長
PARCO MUSIC STAGE『三谷幸喜のショーガール』
期間:7月16日〜8月7日
作・演出:三谷幸喜、振付:本間憲一、作曲・編曲:荻野清子
出演:川平慈英、シルビア・グラブ
演奏:荻野清子(ピアノ)、一本茂樹(ベース)、萱谷亮一(ドラムス)
三谷文楽『其礼成心中(それなりしんじゅう)』
期間:8月13日〜8月20日
作・演出:三谷幸喜
出演:竹本千歳太夫、鶴澤清介、吉田一輔ほか
・『ゲルニカ』
期間:2020年9月
作:長田育恵、演出:栗山民也
・ねずみの三銃士最新作(タイトル未定)
期間:2020年10月
作:宮藤官九郎、演出:河原雅彦
出演:生瀬勝久、池田成志、古田新太ほか
・前川知大作・演出作品
期間:2020年11月
作・演出:前川知大
・『チョコレートドーナツ』
期間:2020年12月
作:トラビス・ファイン、脚本:谷賢一、演出:宮本亞門
・『志の輔らくご in PARCO 2021』
期間:2021年1月
出演:立川志の輔
・『ラヴ・レターズ』
期間:2021年1月
作:A.R.ガーニー、訳:青井陽治、演出:藤田俊太郎
・『藪原検校(やぶはらけんぎょう)』
期間:2021年2月〜3月
作:井上ひさし、演出:杉原邦生
出演:市川猿之助ほか
・『レディ・マクベス(仮題)』
期間:2021年3月〜4月
作:ジュード・クリスチャン 演出:ウィル・タケット
出演:天海祐希ほか
・中井貴一主演作品
期間:2021年4月〜5月
演出:G2
出演:中井貴一ほか
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2020/01/15