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TBS、放送休止の『消えた天才』は精査中 当面は特番を放送

 TBSは10日、都内の同局内で10月期番組改編説明会を行い、5日に一時休止することを発表した『消えた天才』(毎週日曜 後8:00)について「精査中」とした。

TBS10月期番組改編説明会より(C)ORICON NewS inc.

TBS10月期番組改編説明会より(C)ORICON NewS inc.

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 同番組は8月11日放送分で、リトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の少年の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで、実際の投球よりもストレートの球速が速く見える“加工”を行っていたことを報告。過去放送分も調査したところ現時点で3回の加工があったことも明かし、調査完了まで放送を休止することを伝えた。

 編成局長の合田隆信氏は「非常に短い期間で調査した結果をご報告した。それ以外になかったかなどを精査している。その調査が終了するまで放送中止を決めている」と説明。今後の放送可否については「未定。調査が終了した時点で判断いたします」と言及を避けた。また、調査の間の同枠については「当面は特番で」とした。

 番組は、あらゆる業界の一流がかつて“絶対に勝てなかった人”や“すごいと思った人”で、現在は表舞台から姿を消している“消えた天才”の第2の人生を追跡するドキュメントバラエティー。お笑いコンビ・バナナマン設楽統日村勇紀)が司会を担当している。

 5日の発表では「加工が行われたのは、放送した投球シーン全31球のうち7球で、投手がボールをリリースした瞬間からキャッチャーミットに収まるまでの約0.5秒間について、映像のスピードを実際よりも2割程度速くしていました」と説明。

 「アスリートの凄さを実際の映像で表現するという番組の根幹をなす部分を加工することは、番組としては絶対にあってはならない手法だと考えております」と記し「取材に協力してくださったご本人及び関係者の方々、そして番組をご覧いただいた視聴者の皆様に深くお詫びいたします」と謝罪した。
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