エンターテインメント集団『大人計画』を主宰する松尾スズキが、「Bunkamuraシアターコクーン芸術監督」に就任することが9日、東京・渋谷の同劇場で行われた会見で発表された。2016年の演出家・蜷川幸雄さん死去後、約3年間不在となっていた大役を引き継ぐ。 「シアターコクーン芸術監督」は、1989年劇場開館時から96年まで串田和美、99年から蜷川さんが務め、数多くの話題作を発表してきた。ミュージカル調のコーラスとバンドサウンドに包まれた華々しい就任会見に登壇した松尾は、登場時に“ズッコケる”ハプニング(?)で場を和ませると「私の色というのは、いい意味で不真面目な匂いがすることかな」と、大役にもどこかリラックスした様子で意気込んだ。
2019/09/09