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加藤浩次、吉本残留へ 自身が提案のエージェント制導入で「吉本と向き合おうと思う」

 闇営業をめぐる一連の問題で吉本興業幹部を批判し去就が注目される極楽とんぼ・加藤浩次が(50)が9日、MCを務める日本テレビ系『スッキリ』に生出演。同番組で吉本から退社することを示唆していたが、自身が提案したエージェント契約を同社が導入することを発表したことを受け、「吉本と向き合おうと思う」と残留への意思を語った。

加藤浩次(C)ORICON NewS inc.

加藤浩次(C)ORICON NewS inc.

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 この日は番組冒頭で前日に吉本東京本部で開催された「経営アドバイザリー委員会」の模様を紹介。委員会から、すべての芸人・タレントの意向やニーズに合わせた契約形態を提案されたことを受けて、共同確認書をすべての芸人・タレントを交わし、従来のマネジメント契約に加えて、専属エージェント契約という形態を導入すると発表した。そのVTR後、改めて思いを吐露した。

 加藤は今回のエージェント制について「僕が思いつきました」と明言。海外ではメジャーなこの制度について、ダウンタウン松本人志と浜田雅功、東野幸治、ナインティナインの岡村隆史、ココリコ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳などと相談し、松本から大崎洋会長に提案されたことを明かした。

 また、自身の退社発言が“加藤の乱”と報じられ、会社側や松本との対立構造を煽るメディアの報道の仕方に疑問を呈した加藤。退社発言の直後から松本と電話で話していたが、ワイドショーだけではなく報道番組でも対立する図式で説明されることについて「改めてマスコミって怖いと思った」と本心を語った。

 松本からは「吉本芸人を一人も辞めさせないで会社を改革したい。お前も辞めないで芸人チームは一枚岩になって会社と戦うことはできないか」と説得されたことを告白。これを聞いて、自身の退社発言は「自分の中で気持ちがいいだけでは」「自分のエゴだけ辞めたいって言ってるだけか」と考えを改めたことを伝えた。

 加藤は吉本興業との契約解消処分となった宮迫博之雨上がり決死隊)と、謹慎中の田村亮(ロンドンブーツ1号2号の)が先月20日に行った謝罪会見を受けて同22日の『スッキリ』で取締役ほか経営側の刷新を求め、同社の「経営陣が変わらないなら僕は会社を辞める」と強い口調で訴えた。

 翌23日には大崎会長と会談を持ったが、「平行線のまま」「合致点がなかなか見つからない」として、同社退社はいったん保留に。26日の同番組では「僕が発言したことで事が大きくなっているのはお詫びと謝罪をしたいと思うんです」と謝罪していた。

 加藤の退社発言は大きく報じられ、ダウンタウンの松本人志は「加藤と電話でしゃべってますから」と連絡をとっていることを明かし、ナインティナインの岡村隆史は「『ワイドショーハイ』なんですよ。しゃべっているうち、使命感かなにかで。ぐわーって背負いだして『僕はね…』って言うてもうたんですよ」と指摘していた。

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