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羽生結弦選手、『24時間テレビ』で松任谷由実と共演 被災地復興への祈り込めたSPアイスショー

 フィギュアスケーター・羽生結弦選手が8月24日、25日放送の日本テレビ系毎夏恒例『24時間テレビ42』内で北海道胆振(いぶり)東部地震への復興の願いを込めてスペシャルアイスショーを実施することがわかった。28日に放送された『24時間テレビ先行公開SP』で発表された。演目は羽生選手にとっても思い入れの強い名曲『春よ、来い』。そして、今回その生みの親であるアーティストの松任谷由実と共演を果たす。

『24時間テレビ42』でSPアイスショーを実施する羽生結弦 (C)日本テレビ

『24時間テレビ42』でSPアイスショーを実施する羽生結弦 (C)日本テレビ

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 自身も東日本大震災で被災した羽生選手はこれまでも被災地の訪問を続け、人々に希望を届けるアイスショーを行ってきた。今回、2018年9月に発生した北海道胆振東部地震の被災地を訪れた羽生選手が被災地復興の願いを込めて、被災地の方々を招いての、スペシャルアイスショーを行う。

 ピアノの演奏を務めるのは、こちらも羽生選手と共に昨年『春よ、来い』のパフォーマンスで共演したピアニストの清塚信也。清塚は「実は、すごい難しいことをやっているんです。そうやって挑戦することでしか出ない表現というものがあるのではないかと、噛み締めながらやりたいと思っております」と挑戦を前に意気込みを明かす。

 さらに今回のアイスショーには、被災地である厚真(あつま)町町民吹奏楽団の方々も参加。震災によって、尊い命をなくされた楽団指揮者・松下一彦さんへの鎮魂の思いものせて演奏し、ショーを共に作り上げる。

 松任谷は「この機会に出会えたことで、困難に向かっている人たちに、勇気を与えられるのではと思っています。そういうパフォーマンスを力を合わせてできたら幸せなことです」とコメント。羽生選手は「僕たちのパフォーマンスを見たときに何か感じることができると思います。いろんな意味のある『春』が届いたら良いなと思いながら、滑らせていただきます」とそれぞれの想いを胸に、夢のパフォーマンスを繰り広げる。

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