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『イッテQ!』祭り企画 BPO「放送倫理違反あった」 日本テレビ「真摯に受け止める」

 放送倫理・番組向上機構(BPO)は5日、人気企画の海外ロケにおけるやらせ疑惑が報じられていた日本テレビのバラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』について、「程度は重いとは言えないものの、放送倫理違反があった」とする意見書を発表した。

 審議対象は2017年2月12日放送の「タイ・カリフラワー祭り」と18年5月20日放送の「ラオス・橋祭り」で、2つの企画は、現地のコーディネーターが番組のために用意した“祭り”。

 委員会は「(1)『祭り』は番組のために用意されたものであったが、制作スタッフはその過程を把握していなかった。(2)視聴者の『了解』の範囲を見誤り、地元に根差した『祭り』への体当たり挑戦だとナレーションで思わせた。(3)挑戦の舞台である『祭り』そのものへの関心が希薄化したため安易なナレーションを生んだ」と分析。

 制作過程の重要な部分を制作者側が把握していなかった点で「その過程が適正に保たれておらず、現地にもともとある祭りに出演者が参加しているように視聴者を誘導した点で、多くの視聴者が番組に求める約束に反したものだったと言われても仕方がない」として、2つの「祭り企画」には「程度は重いとは言えないものの放送倫理違反があったと言わざるを得ない」と判断した。

 その上で「世の中の権威や無意味な制約を笑いとばし、差別や偏見のばかばかしさを暴き、新たな驚きや笑いを視聴者に届けるしなやかさや気概を持ち続けてほしい」とバラエティー制作者に呼びかけた。

 日本テレビは意見を受け同日、「本日のBPOの意見を真摯に受け止め、今後の番組制作にいかしてまいります」とのコメントを発表した。

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